ブログやプログラミングはクリエイティヴな作業
ブログやプログラミングはあれこれ勉強したり考えたりしてからのアウトプットということで、クリエイティヴさが頻繁に謳われます。
実際にはそれは半分正解ですが、もう半分は間違っていると考えたほうがいいでしょう。
・やることが決まっている
・勉強・思考してからのアウトプットがすべて
このあたりの性質から、ブログもプログラミングも作業の色が強いです。一見して創作活動のように見えても、その実態を考えた場合には最終的に作業という形に落ち着きます。
所詮は作業
ブログは考えながらアウトプットする→ブログはクリエイティヴ
プログラミングは勉強して考えて実装する→プログラミングはクリエイティヴ
このような論理があながち間違っているわけではありません。
しかしながらブログもプログラミングも、結果を出そうと思った場合には情報収集、設計、作業という流れに収束します。
ブログも結局は作業量がすべてで、リサーチも作業。
プログラミングも結局はコツコツと勉強し、思考・実装するまでの一連の流れをこなす作業。
一般論ではクリエイティヴな働き方といわれるものの、結果を出すというレベルにおいては作業の色が強いです。
ブログは記事を書くことが作業だとすぐにわかるのですが、プログラミングはちょっと離れた視点から見ないと気づきづらいでしょう。
プログラミングについては難しそうなことでもコツコツと勉強し、思考・実装、バグ取りという流れがあるため、勉強から完成までの決まりきった形があります。そのため作業ということができるのです。
結果を出したければストイックに集中
そういうわけで、ブログにしろプログラミングにしろ結果を出したければ集中して数をこなすのが手っ取り早いということになります。
ブログやサイトで稼ぎたければリサーチ→サイト作りの流れをひたすら効率よくこなす。
プログラミングであればネタ探し→勉強→設計→実装→バグ取りの流れをひたすら効率よくこなす。
カギは効率よくかつストイックにこなす部分にあります。
つべこべいわずに時間が合ったらリサーチ、記事書き。プログラムが組めなくて悩んでいるヒマがあったらひとつずつ調べ物&コード直し。ただこれだけ。
クリエイティヴに見えることのはずが、実際には一連の作業をストイックにこなした人が一番得をする。
これはブログ・サイト運営やプログラミングに限らず、あらゆるところで見られる現象です。
道具やノウハウに投資する
量を効率よくこなすうえではストイックさや集中力以外にも、道具やノウハウへの投資が重要となります。
より速く仕上げるためにお金を投じることで時間を節約できますし、余った時間で修正なりプラスアルファの作業をこなすことで質の高いアウトプットができるでしょう。
それが稼ぐ力に直結するのはいうまでもありません。
パッと見で高いと思えるようなものでも、いざお金を出して買って実践してみたら思った以上のリターンがあるパターンは結構あります。
たとえば商品紹介の記事を書くときに、紹介する商品が多少高くても買ってみると時間の節約になったりします。ほかにも情報商材で勉強時間を短縮するなど、やりようは様々です。
商品紹介については、時間を取るかお金を取るかの選択といっていいでしょう。
たしかに広告屋の仕事は夢を売ることであり、商品を買わずにサイトを運営することで費用を浮かせられます。サイトで魅力的な文章を書けば売れるでしょう。
しかしその考え方にも欠点はあり、内容を考えるのに時間がかかる、尖った内容を書きにくいというのがあります。特に時間がかかってしまうのは致命的で、投資が少ない分のしわ寄せです。
お金をかけずに時間を使い、安く済ませるか。お金を出して時間を買い、効率よくこなしていくか。どちらをとるかは状況次第ですが、効率が重要な場合には後者のやり方を選ぶのが合理的です。
まとめ
クリエイティヴが前面に押し出される場合でも、いざ蓋を開けてみたら作業というのはめずらしくありません。
世の中すべて作業でできているといっても過言ではなく、仕組みづくりやマニュアル化をしたらあとは作業というパターンがすべてです。
やっていることに作業感を感じたら、軌道に乗ってきている証拠。逆にやっていることがクリエイティヴだと感じるのであれば、まだまだ初期段階。
作業ゲーというのは仕組みができあがっていることの裏返しであり、クリエイティヴなことも作業化しての効率化が行き着くところです。
記事を書くことにマンネリ化を感じてきたなら、あとは地道に作業を繰り返すだけ。
プログラム作成につまらなさを感じるようになったら、あとは地道に作業を繰り返すだけ。
仕組みづくりのフェーズをいかに早い段階で抜けられるのは、それだけ早く成功できるということなのです。
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