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【福祉】静岡県三ヶ日の平澤さん。

私はもともと、静岡県で障害者の就労・生活支援をする仕事をしてきました。

田舎の福祉施設は
地域活性×持続可能福祉
をしていくべきだな。って感じたのがきっかけです。

大体、どこの地域にも一つはある障害者福祉施設が
地域を盛り上げていく・支えていく存在になっていくためにはどうしたらいいか?・・

自分で悩み考える中で、
「よし、とりあえず自分にできる地域活性化をしてみよう」ということで
あえて、福祉の現場を一度出て、地域資源でビジネスを作るチャレンジをしているところです。

日本福祉大学の学生をしている頃から
福祉業界の気になる人には、会いに行って話を聞く。というのを繰り返してきました。

本当に色んな方に出会った来た。
この人も、その中の一人。

静岡で働いていた頃、今から7年前に出会った三ヶ日のNPO法人すだち ZEROBASE三ヶ日の平澤という男。

研修で出会った見るからにオーラのある男性。
会った頃から、
ダンディな低い声で
「ムラコシくん、きみ良いよ。頑張ってよ。」
と、なんかめっちゃ応援してくれる。

静岡を離れてからも、
年に数回は電話くれた。
「ムラコシくん、いま、なにやってんの?」

急に大きな質問をぶつけてくる彼に
今、やっていること・やってみたいことをバー-と話す。
すると、
「ムラコシくん、きみ良いよ。頑張ってよ。」

・・・・なんか、へんな人だ。w
でも、すごくオモシロくて好きだ。
今回5年ぶりに彼に会いに行った。

地域とコラボするアート集団は、今日もステキだった。

ZEROBASE三ヶ日


その彼が代表を務める事業所である。

ここでの仕事の一つが
アート活動だ。

商品は、めっちゃ種類がある。
ホップでかわいい印象。

ただ、アートをどのように事業にしていくかは、決して簡単ではない。

ここの事業所では、地域の色んな企業と
商品開発を行い、パッケージデザイン、商品販売までを一緒に行っている。
そこでしっかりと収益を得ている。

企業だけではない。
地域に住む手先の器用なおばちゃんが
事業所が開発したデザインでバックを編んだりしている。

至るところに関係者・協力者がいる。
地域とのつながりがなかなかスゴいし、
私は、そんな事業所が大好きだ。
地域の幼稚園にもZEROART。
地域とともに実践することで
結果的に、
この三ヶ日という地域に
ZEROARTが至るところにある。

障害福祉施設でもARTを実践している事業所は増えてきているように感じる。

ただ、ARTがここまで地域に溶け込んで
地域と共に取組んでいけてたら、ステキだ。

地域企業とも、福祉施設が様々な関わりを持っている。
「なにか一緒にできないか?」
「いらないものはないか?」
「こんなイベントどうだろう?」
「こんな商品はどうだろう?」
こんな話を平澤という男が、常に仕掛けている。

さいごに


福祉はこれからどこに向かうのか。

昔から偉そうにそんなことばかり考えている。

人口減少という課題は、福祉施設の経営上大切になってくる「利用者の確保」に大きく影響してくるだろう。
経営が難しくなるところも多くなるだろう。

だから、自分は障害のある人がもっと地域の必要としている場所にいって
地域独自の生業を残していく。
時に創っていけるようなカタチができたらオモシロいと思っている。

障害のある人がチカラを発揮できる場所はまだまだ少ない。
そして田舎には、地域資源活かした財産、生業が年々消えていっている。
だから「福祉と村おこし」がこれからは必要だ。

FUKUSHI×MURAOKOSHI
は、なんかかっこつけて言ってますが
もうすでに、全国の至るところで実践されている。

この三ケ日でも、なにが毎日動いている。
平澤という、男がその波を起こしているんだと思う。

正直、静岡県は広いので藤枝の私は三ケ日のことを全然知らなかった。
良いとこだった~。

いまは和歌山とか静岡がメインで活動しているが
自分が考えてることは、全国どこでも起きていることだと思う。

いまは小さく小さく自分にできることを始めている。
全国で同じような展開をしているところや、考え方をしている人がいたら
つながっていきたいし、話をしたいです。

平澤さん。
関係者の皆様、温かい対応ありがとうございました。
これかもよろしくお願いいたします。

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