マンドリン・マンドラ二重奏曲「夢見草」「花時雨」
私の場合、だいたいタイトルは後付けなので、その時の季節感を取り入れたものになりがちかもしれません。この2曲は2~3月頃に作ったものです。
5月になった今はすっかり夏の趣き。14日には九州マンドリンフェスティバルというイベントが開催され、私も大合奏で4曲演奏に参加する予定なので練習しないといけないのだけれど、こうやってnoteの記事を書いたり、だらだらと過ごしています(笑)
この二重奏シリーズは、発表会やミニコンサートなどで弾いてもらえると嬉しいです。
「マンドリンとマンドラの為の二重奏曲11番「夢見草」」
3拍子であまりクセのない(笑)曲を作ろうと思って作りました。
けれど、伴奏の付け方が難しかったです。
単調なのも面白くないし、かと言ってちょっとひねると
ハーモニーが気持ち悪い感じになるし。
ほんのりクセを残した伴奏にしたつもりです。
夢見草(ゆめみぐさ)って桜の別称だそうです。
そろそろ桜の季節だなぁというのと、
素敵な呼び名だなぁと思ってタイトルにしました。
「マンドリンとマンドラの為の二重奏曲12番「花時雨」」
作っている途中で、マンドリンとマンドラのそれぞれが単独で
メロディになっている(曲として成立している)のでは?と気付き、
そのことに注力して作ったら、ちょっと不思議な感じになりました。
明るいような暗いような、主旋律のような伴奏のような、
ハモっているような、ぶつかり合っているような。。。
弾く人が自由に弾いて欲しいと思ったのでスラーは付けていません。
タイトルは11番の夢見草(ゆめみぐさ)と同じく季節感のあるものにしました。
花時雨(はなしぐれ)とは桜の頃に降る雨のことみたいです。