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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!! プレビュー

 ついに10周年イヤーも土日のライブで一旦はおしまい。グリー時代はほぼ力を入れてみてたとは言えないけど、同世代の声優さんが多く、その始まりが個人的な生活の変わり目のタイミングと重なっていたこともあり、この10年をほぼ「同期」のような親しみをもっていたミリオンライブ。ライブ前日の今思うのは精神的な落ち着きのなさである。それらをぐっと納めながらこのプレビューを書いていこうと思う。

・全員集合
 とにかくもこのライブでのハイライトは39人全員集合であろう。それまでのAct1~Act3で不自然なまでに披露なされていない「UNION!!」のもったいぶりかたから物凄い披露のされかたをするんだろうなと心積もりがあったのがAct4の出演者を見て腑に落ちたと共にもうこれだけで満足だなとも思ってしまった。39人全員をそろえることの難しさから調整は相当前からやっていたんだろうなということを察してしまうけど、そうした仕事をスタッフの側にやるぞ!と思わせるぐらいに「UNION!!」の歌詞が自己成就的に効いていたのだと思う。
 Day2の39人でなくともDay1も30人超の登場でもはやセトリ予想なるものは全ての選択肢をとれてしまい、全ての選択肢をとれてしまうからあれもこれもと期待を上げようと思えばいつまでも上げてしまうことができる。それでも理性は「そうはいっても3時間程度の公演で25曲ぐらいだよ」と言うのだが、でもあれも見たいこれも見たいという欲望に素直な自分もいてその分裂のなかで思考は停止してしまった。結局のところ39人そろって舞台上にいるだけできっと感動してしまうという確信はあるので何をやってくれてもいいという感じだ。なぜならミリオンライブが好きだから。
 でもプレビューを書くぞ!と決めたので精神的には這う這うの体だけど予想を、いやこういうのがあったらいいなという欲望を少しばかり書いていく。

・ソロ曲
 何も考えず直近の9thからAct3までで披露されたソロ曲を除いていくと以下のとおりになる。

左からPr Fa An ブランクを挟んだ上側はDay2のみ出演
複数の選択肢があるアイドルはそれっぽく

 特にMS2で9th未披露の「アイドルは、かく語りき」「Sing a Wing Song」「Dual Style Idol」「美!美!美!ビルドUP!!」についてはぜひみたいところ。
 未披露楽曲ではAct1で誰もが来ると思っていた「Happy Darling」や人気曲の「流星群」「ローリング△さんかく」なんかも期待というかこの舞台で見たい。あの2ndライブを見ている人たちにとっては未来と静香が「未来飛行」と「Catch my dream」を披露するのはあの時に違わぬこれ以上ない舞台であると思えるだろう。
 一方で香織、紬のように全曲披露済だったり既に人気曲を披露済のアイドルもいたり、また39人揃えながらセトリが有限であることを考えて全員ソロ披露がないのではないか?との考えも少しばかり。最もこれは全員ソロをやったうえでユニットやらも沢山やってくれればいいという元も子もない欲望で解消しえてしまうが。なんなら「瑠璃色金魚」なんか何回だって聞いてもいいからな。

・ユニット曲
 それまで揃っていなかった「miraclesonic☆expassion」、みんな良いと言っています「Clover Days」、ASはいないけれどとにかく未披露な各スート楽曲、アニメからは「Unknown Boxの開き方」「オレンジノキオク」、粒ぞろいながらもっと評価のあってほしいLTV楽曲から「夢みがちBride」「Dance in the Light」、そういや5人いますよね?「Shooting stars」、人気は図抜けているけどどうだろうか「パンとフィルム」などなど… これに関しては予想というより各々の見たいものが唯々開陳すればいいと思います。
 自分の周囲では「パンとフィルム」への期待は高いけれど個人的にはどうだろうなあ?といったところ。リールの巻き戻し音が流れたらKアリーナでひっくりかえると思います。

・全体曲
 「Thank you!」はまあ当然としてなにはともあれ「UNION!!」である。個人的に一番の期待をもっているとともに、何がどう良いのかなどもうあらゆる語りをもってしても表現に値するものはないだろう。もちろん「DIAMOND DAYS」や「Crossing!」、「Rat A Tat!」も考慮にあるなかでどういった形で全体曲が披露されるのだろうか。ソロ曲でも書いたけどみんな好きなのでみんなやってほしいまでもある。
 「Welcome!!」は結局どうなるだろうか。披露されたときにはそれまで温存されていた期間の裏返しの熱量がやってくると思うのでそれを浴びたい感覚も大いにあり。

・末文
 書く前に分かっていたけどレビューなんてもんじゃないフワフワした乱文になってしまった。精神的にフワフワしているのだから仕方ない。
 2017年の4thライブのときはグリー時代のミリオンライブの集大成を見届けるぞ!という感覚があってそれ故に37人そろったあの時の感情は特別なものだった。今回はどうもあの時のライブの前のソワソワした感覚を掘り返されてしまう。念願だったアニメも放映されて2023年はミリオンライブの年だった。この10周年イヤーの集大成としてという感は4thライブと近しいけれど、グリー時代のミリオンライブがややもすれば終わりを見届けるというような覚悟が少しばかりあった一方で、今日のこの気持ちはどのような未来があるのだろうか?という気持ちが強い。
 集大成ではあるけれど、「Crossing!」の歌詞にあるようにそれが終わりではなく何か先に希望の持てる新しいスタートであることを願ってやまない。