39/365 上限いっぱいまで
皆さん、こんにちは。
元銀行員のFP、むらっちです。
最近、大学の友人に会いました。
もちろん、本人の許可をもらってのこと。
その方から学んだ話をします。
人は制限をかけなければ、
上限いっぱいまで満たそうとしてしまう
生き物なんだなぁというお話をさせて頂きます。
🔳残業代
ここ数ヶ月のこと。
その方に会うたびに、
iPadを買いました!
アップルウォッチ買いました!
脱毛始めました!
など色々買ったり、始めたりしていて
羨ましいなぁと思っていました。
聞くところ、
最近残業が凄まじいようで。
確かに、連絡して返事が来るのは
いつも夜遅く、「今仕事終わった!」と。
大変そうでしたが、
そのお陰もありかなり手取りが増えた様子。
🔳固定費の増加
iPadと脱毛は分割払いで購入されたようです。
合わせて約2万円/月。
年間24万円の固定費の増です。
確かに収入は上がっているので、
収支に問題はなさそうでした。
しかし問題が、、
色々事情がありもうしばらくすると、
月々の手取りが今後7万円程度下がってしまう可能性があるそうです。
加えて、家賃補助もなくなると。
そうなると、
増やした固定費2万円、
増える家賃負担6万円、
減少する収入7万円、
15万円/月程度、月の収支が苦しくなってしまう予定です。
本人も途中から笑いながら、
「や、やべぇ!笑」
そんな様子でした。
「なんか最近、お金きついなぁと思ってたけど、もっときつくなるんだ。」
聞くと、
なんとなく手取りが増えて余裕がある感じがしたので、色々欲しかったもの、やりたかったことを始めたとのことでした。
でも、この感覚すごくわかります。
支出を正しく把握しておくことって
大切ですね。
その方には、
買ったもののレシートを取って記録を残すか、
マネーフォワードという家計管理アプリに
クレカや電子マネーを連携して、
その他の支出を認識できる状態にすることを
お勧めしました。
🔳コロナショック
今回の友人の話は、
自分で増やした固定費の話でした。
しかし、外的要因でも似たようなことが起こります。
例えば、住宅ローン。
少し良い家に住みたいと、
収入に対する返済比率を30〜35%ギリギリで
組まれる方も多いかと思います。
ボーナス返済すれば、なんとかなりそうだと。
しかし、今回のコロナで大きく収入が下がったり、ボーナスカットになった方も少なくないと聞いています。
そんな時に途中で変更出来ない固定費の割合を高くしていると、
後々かなり苦しくなる可能性があります。
固定費を上げる場合には、慎重に!
かつ何か万が一があっても対応できるリスクヘッジが出来ているか、
または、預金などのすぐに使える流動資産に余力があるかを考慮して行動に移すことをおすすめします。
🔳おまけ
ご飯を炊けば炊くほど食べてしまう、、
これも制限をかけようと思います。
反省します。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。