業務アプリは、Excelとデータベースの連携が便利です。(1)
データの検索・抽出が便利
業務アプリを運用していると色々な情報を集計する場面に遭遇します。
そんなとき、効率よく目的のデータを取得できていますか?
業務アプリには、データを色々な条件で検索・抽出する機能が便利です。そのような機能を備えているアプリが、Microsoft Accessです。
私たちは、Microsoft Accessを利用して業務アプリを作成することにより、データを色々な条件で検索・抽出できるようにしました。
データベースをExcelに抽出します。
データベースの構造
データベースは、コード番号によりデータを判定しています。
つまり、コード番号を指定すると目的のデータを取得できるのです。
例えば、○月○日のAさんの納品書を検索する場合は、納品書データから該当するコード番号を調べて、そのコード番号のデータを印刷すればよいのです。
Accessで管理している納品書データから、コード番号を指定してExcelに納品書データを取得すると、ユーザーが自由に印刷ゃ伝票レイアウト変更を行うことができます。
データベースに表示している納品書をExcelに取得します。
納品書を印刷する項目設定
納品書に印刷するデータベースの項目名を設定します。
データベースの項目は、納品書の表題と明細に分けて設定します。
納品書の表題と明細とは
納品書データをExcelに取得
データベースに表示されている納品書データは、Excelの[印刷データ表]にセットされます。
印刷する納品書は、[印刷データ表]にリンクしてください。
納品書を印刷するリンク設定
[納品・請求書]シートは、[印刷データ表]にリンクします。
このような仕組みで、ユーザーが作成した[納品書]シートを業務システムに組み込むこともできます。
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