【傾向と対策】宝塚記念の傾向と対策 過去10年の人気/人気薄別の各傾向に加えて京都開催に替わることによる影響を調べてみました
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2024年の上半期G1も宝塚記念を持って終わりとなります。
過去のデータを調べて活かしたいところですが、今年は阪神芝2200m→京都芝2200mに代替開催となります。
そこで過去10年の宝塚記念(阪神開催)に加え、阪神2200mと京都2200mの傾向を調べ、京都に替わることの影響を調べてみました。
<データ集計対象>
宝塚記念:過去10年
阪神芝2200m:過去10年の3勝クラス以上で3歳以上の世代混合戦のレース
京都芝2200m:過去10年の3勝クラス以上で3歳以上の世代混合戦のレース
過去振り返り ※注目
単勝一桁台の馬の馬券内率は4割、勝率も10%程度とやや荒れ模様のレース。
オッズはまだわからないが、10倍を切りそうなのがドウデュース、ジャスティンパレス、ローシャムパーク、べラジオオペラあたりだろうか。
そのままであればこの4頭中2頭、もしくは荒れれば1頭のみが馬券内ということになるだろうが、阪神芝2200mと京都芝2200mそれぞれの単勝オッズ1.0倍~9.9倍の複勝率を比べてみると、京都芝2200mのほうが10%高い。つまり京都2200のほうが紛れが生じにくいことが数字をみてわかる。今年は堅い決着になるか!?
単勝オッズ9.9倍以下で1~3着の馬(15頭)
単勝オッズ9.9倍以下で4着以下の馬(22頭)
単勝オッズ10倍以上で1~3着の馬(15頭)
阪神芝2200mの単勝オッズ10倍未満/10倍以上成績
京都芝2200mの単勝オッズ10倍未満/10倍以上成績
東西
まず宝塚記念だけ見ると、関東馬が人気問わずに優勢。
では阪神2200mでは?となると関西馬が優勢。
これがさらに京都2200mだと、人気馬は関東馬、人気薄は関西馬が優勢となる。
ややこしいが、京都の傾向を考慮するとそこまで気にしなくてもよさそうに思える。
年齢
これは宝塚記念に限らず、また阪神京都に限らず4歳~5歳が強い。
やはりスピードもスタミナも問われる総合力の中距離路線ということで、高齢馬では厳しいのだろう。
枠順 ※注目
宝塚記念も阪神芝2200m全体で見てもそうだが、大外枠がやたら強い。そして内枠も強く真ん中がイマイチ。これは特殊なコース形態がそうさせていたのかもしれないが、かなり強い傾向だった。
ところが京都の2200mは大外枠がイマイチとなり、真ん中あたりの枠がそこまで偏りなくよさそう。
間隔
後述の前走レースのほうが具体的なのでここでは詳細を省くが、おおよそ1か月以上~4か月以内がよさそう。3月以降に一度つかっておくとベターだが、今回はほとんど有力馬は使ってるので問題なさそう。
前走レース・前走距離
大阪杯やドバイシーマからの直行が安定しているのがわかる一方で、天皇賞・春からのローテはやや不安。(全く来ないわけではないが)
そこで距離別にみてみたが、阪神2200は距離延長のほうが好走率が高いのがわかる一方で、京都芝2200はそこまで差がなさそう。
増して今年は京都外回りで天皇賞・春と同じ。阪神2200ほど気にしないほうが良さそうだ。
前走着順
宝塚記念は前走ちょい負けの馬のほうが好走率が高そう。
これはおそらく前走2000mや2400mで少し適性が異なる馬の巻き返しが多いからだろう。
ただし、人気薄は前走勝ってきた馬のほうが良さそう。
この傾向は京都2200というコースで見ても、同じようなデータ分布が見える。
ざっくりと、2000mや2400mの根幹距離よりも2200(非根幹距離)のほうが合いそうな馬がベターと意識しておきたい。
前走脚質 ※注目
宝塚記念に関しては前走逃げ馬の好走率が高い一方で差し・追い込みがきまる。
おそらく小回りでそのまま逃げ残るケース(例:ユニコーンライオン)もある一方で、あとはバテバテになって末脚が決まる(例:スルーセブンシーズ)という傾向なのだろう。
阪神2200全体で見ると前走先行馬も健闘しているが、前走逃げ馬の活躍が目立つ。
ところが京都2200mでみると、逃げ馬や差し・追い込み馬の好走が減り、先行馬の活躍がやたらと目立つ。
おそらく先団でしっかりと脚を溜めた馬が抜け出すいわゆる正攻法が向く舞台ということだろう。
前走上がり順位 ※注目
宝塚記念としてみても、阪神芝2200の観点で見ても、最後の坂でもう一足と使わされるだけに上がりの脚をつかっている実績がある馬のほうがよさそうだ。
ところが京都芝2200になると、前走あがり1位の馬、2位の馬の好走率が低くなる。これは先ほどの前走先行馬の好走率と関連があるのかもしれないが、ある程度の位置から競馬をすることのほうが優先ということなのかもしれない。(もちろん理想は好位から末脚も1位・2位の脚だろうが)
乗り替わり
これは宝塚記念の傾向のみで。
人気馬はそこまで差はない。
一方で穴馬は継続騎乗のほうがよい。
前走馬体重
宝塚記念も阪神2200の観点でも小型のほうが走る。
一方京都2200は小型の馬も悪くはないが、大型馬も走る。よって癖がそこまでないととらえておけばよいだろう。
種牡馬 ※注目
宝塚記念で見ると、偏りが大きいので割愛しました。
阪神芝2200で見ると、ディープインパクトがやや苦戦傾向にみえたのが京都2200だと好走率がアップ。これは覚えておきたい。
キングカメハメハはやたらと京都になるとやや好走率が落ちるものの、相変わらず好成績。
ハーツクライも阪神2200と京都2200ではそこまで差はなさそう。
ハービンジャーはどちらもイマイチな様子。
オルフェーヴル等のステイゴールド系は京都になるとやや見劣る。
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