【復習】ワイド馬券の効用(桜花賞振り返り)
桜花賞振り返り
リバティアイランド&川田騎手が桜花賞で披露したパフォーマンスを見て、昔のどの馬&騎手を思い浮かべたかは人それぞれ。
ブエナビスタ&安藤勝己、ハープスター&川田将雅、アーモンドアイ&ルメール、おそらくこの辺りではなかろうか。
いち競馬ファンとしてシンプルに強い馬&騎手が強い競馬を披露する見た瞬間はやはり嬉しい。
そんな週末の競馬でした。
一方で2番手・3番手候補は混線模様だった桜花賞で、手広く買ってガミった方、絞って抜けた方、諦めた方…様々だったはず。
そんな時に「無理なく」活用出来るワイド馬券目線で振り返ってみる。
◎ リバティアイランド 1着
☆ ハーパー 4着
☆ ドゥアイズ 5着
☆ コナコースト 2着
☆ ドゥーラ ☆14着
勝ったリバティアイランド&川田騎手については、一言「強かった」でよいでしょう。
各メディア・記事でたくさん述べられているので割愛します。
(オークスはそう簡単には負けないでしょう。)
リバティアイランドを除いて評価すると、阪神芝は乾いて良馬場に戻った結果、前・内が有利の馬場となり、今回は早めに捕まった6番モズメイメイは沈んだが、4角2番手コナコーストが2着、4角4番手ベリファーニアが3着に入った。
コナコーストは鮫島騎手の前目に行く選択はお見事で、しかも今回は4角で早めに手を動かし早々にモズメイメイを捕らえると、外から来たベリファーニアから1度交わされたと思いきや、もう一度差し返した。
エルフィンSでは右に寄れて、チューリップ賞では足を余したが、その悔しさを見事に挽回できる最高の騎乗だったが、今年は相手が悪かった、
オークスではどうだろう、長く使える脚は良さそうだが、それが2400でも健在かといえば、また別のような気がしてならない。
血統的にアンブロワーズを見てしまうと短距離を想像してしまうが...。
ペリファーニアは前走と同じく外目の枠を引かされたが、しっかりと先団につけて折り合い末脚を伸ばす立派な競馬だったが、最後は差し返された。
これがノドの影響か、内枠なら内容は違ったのかはわからないが、正直オークスに向けては不安な内容だった。
血統的にモーリス×ハーツクライは問題なさそうではあるが...。
クイーンC組のハーパーとドゥアイズは4.5着。
この2頭はもう少し前なら2.3着にくい込んでいた可能性はあったと思うが、上がりタイムも見た目の脚色も2.3着とは差がなかった。
(つまりこのポジションからはこれが限界)
特にドゥアイズはもう少し前からいけたのでは?と思う内容だった。
馬券振り返り(ワイドの効用とは)
馬連3-4.5.9.13 的中
ワイド3-4.5.9.13 的中
3連複3-4.5.9.13
リバティアイランドはともかく、相手4頭の中に6人気コナコーストを選択出来たことが馬連・ワイドの勝因であり、ベリファーニアを選択できなかったのが3連複の敗因である。
(馬の選択根拠や馬券の購入比率はこちらに記載)
以前も記載したが、私は点数はなるべく絞るようにしており、4頭以内(出来れば3頭にしたい)を意識しているが、これはワイドを購入しているからこそのマイルール。
ワイドはご存知の通り、上位3頭のうち2頭を当てる馬券で、1頭が全く予測不能な馬が来ても残りの2頭を当てれば当たりとなる。
そのため、ワイドは馬連や3連複よりは当てやすいが、その分倍率が低い。
が、実はここにワイドの効用が隠されている。
そう、ワイドは倍率が低いがゆえに絞らないと行けない一方で一頭の誤算が許されるため、積極的に馬を絞る方向へ自分自身を持っていくことができる。
これは例えば馬連と3連複だけを前提に予想した場合、倍率はそれなりにある一方で一頭も誤算が許されないので、「正直買いたくないけど押さえておく」馬を選ぶ必要性が出てくる。
しかし、ワイドはそれが許されない。
別に相手が多くても当たればよいと考えるのであればそれは人それぞれの好みで良いと思うが、馬連も3連複も答えは1点なのに、買い目が増えることは基本的には回収率の悪化に繋がる。
それを防ぐことが出来るのがワイドなのだ。
また、ワイドでは3点、馬連では6点と点数を変える方針も考えられるが、この場合も馬連の予算増大(もしくは予算内で1点あたりの金額が減る)が回収率悪化になることは変わりがない。
その分ワイドに予算を回せば不測の1頭が来た場合は救われる。
また今回のような混戦(桜花賞の場合は2.3番手以下)の場合もワイド4点ならなんとか選ぶことが出来るし、迷って切った馬は1頭までは来ても許される。
また、うまくいけば2点的中(ボックスなら3点も)することで大幅プラスに持っていくことも可能だ。
(その場合、同じ軸と相手で3連複も買ってれば特大ホームランにもなる。
長くなったが、ワイド馬券は私もまだまだ研究中の身だが、攻守備えた主力馬券として無理なく活用していく。
次週皐月賞も頑張りたい。
※NZTの振り返りはここまでかなり長くなったので、お休みします。