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【予想】アメリカジョッキークラブカップ(2024)

予想印と見解

◎ ボッケリーニ
○ マイネルウィルトス
☆ モリアーナ
☆ ショウナンバシット
☆ アドマイヤハレー
☆ カラテ
☆ ラーグルフ
☆ チャックネイト

別定戦のGIIとしては正直小粒なメンバーが揃った印象は拭えないが、近年の当レースはこんなものなので時代の流れと言えばそれまでか。
昔はマツリダゴッホやネヴァブションのような中山非根幹距離の専門家がやたら強かったが、そのような馬も最近は出てこない。
今年のメンバー構成は高齢馬の中にGIでは足りない4歳馬が混ざったような上位拮抗で、さらに明日の雪予報が馬場にどのような影響を及ぼすのかが不明で、予想に加えて馬券もひと工夫が必要な様相である。

◎ ボッケリーニ

この後に挙げる対抗○と馬券上は同列扱いとするが、本命は8歳の古豪ボッケリーニとする。
年齢の数値と枠を無視すれば素直に中心視すべき馬で、GIIIを2勝、GIIを1勝の実績は今回のメンバーでは上位。そして、高齢であっても近走で宝塚記念で7着(0.5差)、京都大賞典で2着(クビ差)、チャレンジCで2着(ハナ差)であれば、急激な衰えはないだろう。
気になるのはモレイラから乗り替わった馬が不振(らしい)なのと、大外枠。前者はやってみないとわからないが、後者は土曜日の競馬を見る限りはマイナスに働きそう。このあたりは明日の降雪(降雨かも)で馬場の変化次第なので現時点では結論は出せない。
ちなみに道悪自体は過去にこなしているので問題はず。
鞍上の浜中俊は栗東所属ながら中山(参考記事)は問題なく、芝2200(参考記事)も合格圏内なので、心配ないだろう。

○ マイネルウィルトス

本命◎と馬券上は同じ扱いとする対抗は同じく8歳馬のマイネルウィルトスとする。
途中故障により1年の休みが挟まったが、昨年夏の復帰後も衰えることなく重賞戦線で健闘を続けている。
道悪が大の得意で重馬場の函館記念2着や不良の福島民報杯で1.8差圧勝実績がある。
また、今日のように内が伸びる馬場なら1枠は当然有利に働く。
横山武史は中山(参考)も2200(参考)も問題ない。

☆ モリアーナ

4歳牝馬としてはタフな舞台のチャレンジだが、エピファネイア産駒は基本距離延長はプラス。
5戦連続稍重での出走という稀な記録を樹立中(?)。明日の馬場はどうなるだろうか。
横山典弘の最年長重賞制覇記録が更新なるかも注目。

☆ ショウナンバシット

昨年はクラシック3戦に加えてJCにも参戦。一気に相手が弱くなるが、この馬自信が通じるかどうかは未知数。
横山和生は中山芝で積極的に狙いたい(参考記事)
、距離も1600以上なら買い(参考記事)。

☆ アドマイヤハレー

相手はさすがに強すぎるが、前走中山2200で楽勝しているだけに適性で食込みはあるかもしれない。田辺裕信は芝の長い距離は得意。(参考記事)

☆ カラテ

中山も2200ではベストではない気もするが、道悪が得意なのと年々距離を伸ばして成績が良くなっているだけに、ここも侮れない。休み明けも走る。

☆ ラーグルフ

昨年は中山金杯で勝利し、中山記念でヒシイグアスから0.1差で2着。冬の中山実績からここでいきなりの復活はあるかもしれない。

☆ チャックネイト

前走アルゼンチン共和国杯で3勝クラス勝ち直後ながらも3着善戦。そこでマイネルウィルトスとクビ差ならこの馬も押さえておかなければならない。

買い目

馬単フォーメーション 1.12→1.3.4.7.9.10.11.12

ワイド1-12

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