【データ】芝1800で狙いたい騎手【おまけ(Excel)あり】
今週はきさらぎ賞が行われるということで、芝1800mで狙いたい騎手を分析してみました。
なお、今回から以下の点を変更しています。
・馬質をオッズ帯のみにし、全頭網羅(以前は人気順×オッズで部分抜粋)にしました。
・「複勝圏内偏差値」項目を新設しました。細かい説明はいつか将来しますが、馬質(オッズ帯)別に複勝率と複勝回収値をベースにして偏差値を導いてます。
※データ期間:2021/1/31~2024/1/31(過去3年)
本編
全頭
まずは馬質(オッズ帯)は気にせず、全頭で分析しました。
総データ数が10以上、勝率・連対率・複勝率・単勝回収値・複勝回収値の5項目全てが総データ数の同項目の値を超えたデータのみ(つまり全項目平均超え)の騎手のみを抜粋しました。
リーディング上位の騎手がほぼ登場してます。
全頭で見て単複ともにプラスなのが、藤岡佑介騎手、モレイラ騎手、Cデムーロ騎手、バシュロー騎手。
藤岡佑介騎手は母数が多い中でこの成績は馬券的にかなり面白いと言えそうです。
単勝オッズ1.0~2.9
次は断然人気馬と言えるオッズ帯(1.0倍~2.9倍)に絞って見てみます。
総データ数が10以上、勝率~複勝回収値の4項目以上が平均を上回り、複勝圏内偏差値が50以上をチョイスしました。
人気馬とはいえ8割以上の複勝率という抜群の安定感が出ている騎手が抽出されました。
これらの騎手は芝1800で信頼出来る騎手として覚えておいて良さそうです。
単勝オッズ3.0~9.9
次は断然とまでは言えないまでも、人気馬のオッズ帯での分析です。
総データ数が10以上、勝率~複勝回収値の4項目以上が平均を上回り、複勝圏内偏差値が50以上をチョイスしました。
おおよそ半分以上の確率で馬券内に入る騎手が抽出されています。
軸としてもこの辺りの騎手は信頼してもよさそうです。
このあたりでも単複回収値は90~110あたりがおおく、数値としては安定しているようです。
単勝オッズ10.0~49.9
中穴~穴あたりの単勝オッズ帯での分析です。
同じく総データ数が10以上、勝率~複勝回収値の4項目以上が平均を上回り、複勝圏内偏差値が50以上をチョイスしました。
全体的にここに出てくる騎手たちの回収値が高くなってる印象があります。この辺りになると、率が高くくる騎手は回収率が伴っていることがわかります。
勝率だと小沢騎手が高く回収値も伴っています。
複勝率だと川田騎手が33.3で高確率だが、回収値は124、回収値が最も高いのは引退したカッチーでした。(次いで勝浦騎手)
単勝オッズ50.0~
最後に大穴帯といえる単勝50倍以上です。
同じく総データ数が10以上、勝率~複勝回収値の4項目以上が平均を上回り、複勝圏内偏差値が50以上をチョイスしました。
単勝オッズが50倍以上の大穴帯だと、バラツキが激しいのか、回収値もバラツキが激しくなります。
勝率だと川須騎手だが回収値だと中井騎手がトップ、ただどちらも1勝での実績です。複勝率だと藤岡佑介騎手がトップで複勝回収値もトップです。
ちなみに原騎手はやたら騎乗数が多く、その分率が下がってます。
まとめ
ここでは各人気帯カテゴリではなく、全馬で10回以上の騎乗で、オッズ帯別評価で○◎が2個以上ついた騎手を複勝圏内偏差値順に並べて抜粋して掲載しました。
(なお、○はそのオッズ帯で勝率~複勝回収値の5項目中4項目が平均を上回った場合、◎はさらに単複回収値がプラスの場合に付与。)
結果、ドイル騎手が人気帯での活躍からトップに、モレイラが続きました。
日本人騎手だと荻野琢真騎手が人気帯~中穴騎乗時の活躍でモレイラに続く健闘ぶりを見せ、すべての人気帯で○◎がついた松若騎手が続いた。
ここに挙がっている騎手は厳しい条件を切り抜いた騎手なので、基本的には芝1800で買っても大丈夫な騎手だが、特に上位の騎手は積極的に狙っていきたい。
おまけ(Excel全データ)
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