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【データ・メモ】新潟芝直線1000m

今週から夏の新潟開催がスタートします。
新潟競馬といえばやっぱり千直。
そこで2020年以降の新潟芝直線1000mの傾向を分析していました。
メモなので見た目はご容赦ください。
なお、データは予想のあくまでも材料ととらえており、最終予想には全く反映させない場合もあります。
その辺のことは【復習】データは所詮予想材料の一部に過ぎない(大阪杯、ダービー卿CT振返り)|ムラマシ (note.com)をご覧ください。
当記事ではいろいろな角度で過去の傾向を分析してみました。
全頭を対象にしたデータに加え、人気馬(単勝4番人気以内かつ6.9倍以下)と人気薄(単勝7~12番人気かつ15倍~99.9倍)のグループに分けて傾向を探っています。

01.斤量

まず留意点として、今年から全体で+1キロされたが、その点は考慮していない。

全頭

全頭を押し並べて見ると、49.5~51キロ帯の複勝率がやや高く回収値は優秀で中でも51キロが抜けている。
女性騎手の恵量である◇の複勝率は高いが、回収率が低いので馬券的に魅力は低い。
齢差でみると-4キロのハンデをもらった馬は複勝率が高く回収値も優秀。

人気馬

続けて人気馬に絞ってみると、55.5キロ以上の馬は複勝率が高く信頼できる。
軽量が強い印象のある千直だが、人気馬は重い斤量の馬が優秀であることを考慮すると、恵まれた斤量で人気になっているタイプは疑ってかかったほうがいいかもしれない。

穴馬

穴馬については斤量の軽い馬が穴をあけてるのかと思えばそうでもなさそう。
斤量以外の要素から穴馬を選びたい。

02.枠順

全頭

一般的に知られているように、外枠が圧倒的に馬券内率が高く、回収値も伴っている。
5枠の複勝率からガタンと落ちるので、枠で見るなら6枠までか。
1枠の複勝率はやはり最も低いが、複勝回収値は高い。

人気馬

人気馬に絞ると、1枠の複勝率は2例しかないが100%。
これは覚えておいたほうがよさそう。
信頼度が高いのは7枠と8枠なのはやはり認知通りで、複勝回収値も高い。
軸にするならやはり外枠のほうが安心。
真ん中の3枠~5枠の複勝率・回収値が非常に低いのでこれは覚えておきたい。

穴馬

穴馬が出るのもやはり外枠で回収値にも反映されている。
なぜか3枠も検討しているが、その理由は不明・・。

03.馬番

全頭

13番から外が30%をキープしている。
枠番である程度わかっていたが、馬番で見てもそれは同じ。

人気馬

外枠が信頼できるのは想定通りではあったが、内枠に入っても人気を集める馬であれば好走率が高いことがわかるデータである。
7番が検討しているが、真ん中の枠はやはりイマイチ。

穴馬

ぱっと見だが穴をあける率が高いのはやはり外枠で複勝回収値にも表れている。
大外18番はそれだけで人気になるので2例しかない。

04.種牡馬

全頭

産駒がさすがに減ってきたと思うが、フレンチデピュティ産駒が優秀。(黒船はイマイチ)
ダート・短距離の血統が想像通り良いのだろう。

人気馬

黄色く塗った5頭の種牡馬は複勝率が高く回収率もよい。
人気馬がもともと強い条件のようで、母数が勝るダイワメジャーやロードカナロアは率で見ても悪くない。

穴馬

モンテロッソ、オルフェーヴルが複数回の好走を出しつつ率も回収値もよい。
大きな偏りもないので血統から穴馬に入るほどではなさそう。

05.騎手

全頭

津村騎手、丹内騎手、鮫島騎手の3人が複勝率、回収値ともに優秀。
母数がこれだけあっての成績であればこの3人は千直が得意な騎手として認識しておいてもよさそうだ。

人気馬

先に挙げた3人の騎手はここでも登場。
そして嶋田騎手、亀田騎手の若手と松山騎手、三浦騎手の中堅も信頼できる騎手として加わった。
丹内騎手の複勝率85%は驚異的。

穴馬

津村騎手がここでも登場、もはや千直の津村と呼んでもよさそうなレベル。
昨年のアイビスサマーダッシュを制し、ミルファームの馬に多数騎乗する杉原騎手がここで登場。
丸山騎手も人気薄では気にしておいたほうが良さそうだがサンプルは少ない。

06.前走脚質

全頭

好走率は逃げ馬が一番高く、次いで先行と前有利な傾向に見えるが、回収率がよろしくない。
逃げ馬というだけで人気になる傾向がありそう。
好走率・回収率で良さそうなのは上がり2位の馬。
逃げ馬の好走率が高い一方で上がりの速さにも注目しておいたほうが良さそうだ。

人気馬

人気馬に絞ると、なんと追い込み馬が複勝率・回収値で優秀な様子。
普通の競馬ではありえない傾向で、これはかなり特徴的なデータとなりそう。
上がり2位の馬が優秀なのもこのあたりが影響してそうだ。

穴馬

穴馬も逃げ先行馬とはならず、差し馬の好走率が高い結果が出た。
ただし、複勝回収値においても差し馬が優秀だったが、回収値は微妙なのでほかの要素と合わせて買い目を選択したいところ。

07.前走馬体重

全頭

大きい馬のほうがやや有利だが、回収値がよいわけではないので馬体の大きさで人気になっている可能性もありそう。

人気馬

~399キロが優秀なので紛らわしいが、人気馬も基本は大きいほうが信頼できそう。
回収率も馬体が大きいほうが良さそうなので、人気の大きい馬は逆らわないほうが良さそう。

穴馬

穴馬も460キロ以上のほうが良さそう。
400~419が健闘しているので、軽いだけで人気を落としているケースはありそう。
そういう意味だと穴馬はそこまで馬体重は気にする必要がないのかもしれない。

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