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【ELDEN RING】短剣パリィ女は神殺しの夢を見るか?【葉山舞鈴】

※本記事にはELDEN RINGのDLC『SHADOW OF THE ERDTREE』のラスボス戦のネタバレを含みます。


■初見です

 ELDEN RINGのDLCが発売してから約1ヶ月、白活もしながら割とのんびりプレイしてた自分も最近ようやく全追憶ボスを倒すことが出来た。

 クリアしたし配信見るのも解禁するかということで、たまたまyoutubeのトップに表示されていた知らないVtuberのELDEN RING配信を眺め始めた。

 最初見た時は暴竜ベールと戦っていた。何故か蠍の針というそこまで強くない武器で。しかも立ち絵でも蠍の針を持っている。なぜ…?

 眺めているとやたら与ダメが低いし、防御系のタリスマンで固めてるのに被ダメがやたらデカい。配信のコメントを見ていると、どうも影樹の加護をある程度縛っているらしい(加護3?)。

 その配信者はエーゴンを呼ぼうとして金サインを見失ってる間に氏んでいた。わかる、俺もやった。それがこのELDEN RING配信、引いては葉山舞鈴との出会いだった。

 ちなみにベールは1時間ちょいくらいで突破してた。加護低いのに突破早いなーと思いながらその日は寝た。

■次の日、エニル・イリムの攻略

 次の日、PCを点けたらまた配信をやってたので何となく眺めてみた。『エニル・イリム』の攻略中だった。

 『エニル・イリム』は怯まない、火力高い、やたらディレイがかかる神獣戦士と、甘えローリング絶対頃すマンの呪剣士とかいう作中屈指の強モブ達が何度も出てくる。上記の強モブ達はパリィが効く。配信タイトルに付いていた「短剣パリィ女」の意味がわかったのはここからだった。

 自分も『エニル・イリム』の攻略はパリィを使っていたのだが、よくある中盾に黄金パリィを付けてガードでしのぎながらわかりやすい行動をパリィで咎めるような行動をしていた。だが葉山舞鈴は硬派にバックラーパリィを使っていた。

 中盾の黄金パリィとバックラーパリィの大きな違いは、ガードで待てるかどうかだと思う。待てない分初段でパリィを取ることが前提となりがちで、シンプルにバックラーパリィの方が難しい。影樹の加護も低いのでワンミスで即氏もする。それでもめげずにクソみたいな神獣戦士に向き合って攻略していく様子は、なんとなく偉いなぁと思った。

■清めの間、激戦

 『エニル・イリム』の攻略はそれなりにすんなり進み、清めの間の対NPC戦まで進んだ。これが本当に色々と凄かった。

 まず対NPC戦において、短剣はマジでどうしようもないくらい弱い。怯みが取れないので強靭が高いフレイヤ・レダには通常攻撃がほぼ振れない。ダンも戦技ブッパの強靭が高いから怖くて振れない。おまけに蠍の針の特徴である腐敗も、攻撃チャンスの少なさからほぼ腐敗することがない。戦技の付け換えも出来ない。蠍の針はただのダメージが低いだけのパリィ専用武器となった。

 パリィに関しても、最初に戦うフレイヤはモーション自体はわかりやすいが、ジャンプ攻撃や獅子切り、シールドバッシュなどパリィ出来ない攻撃を織り交ぜてくる。その上めちゃくちゃ硬い。時間をかけると角人、ダン、レダが合流してそもそも集中してパリィが出来ない状況になってくる。

 このボス戦でようやくこの葉山という方のゲームの上手さプレイスタイルの硬派さに気付いた。
 まずパリィがめちゃくちゃ上手い。特に焦って誤爆で出すことが殆ど無い。二人に追われてる時や敵味方が入り乱れてる状況でもパリィを成功させる。自分はパリィ下手くそな上に焦ると連打するタイプなので本気で感心した。
 そして何より自分のプレイスタイルを曲げない。明らかに足を引っ張ってる蠍の針くんを決して捨てず、その上でパリィ精度や回避精度を上げたり、レダ戦では味方NPCまで意識した立ち回りを考えることで、自身のステータスや装備を変えずに突破をしようとする。

 プレイスタイルを変えないことをどう思うかは各個人に寄ると思うが、自分は素直に格好いいと思った。自分のときは相手に合わせて最適な装備に変えて挑んでたので、好きな装備を使い続けるスタイルは魅力的だった。

 長時間のレダ戦を眺めててふと考えた。この後のラスボス戦で、この人はどう攻略するのだろうかと。自分の場合は早々に誉れを捨てて大盾弾く硬雫写し身の遺灰も使ったあのラスボス相手に、このプレイスタイルで勝てるのかと。
 結局レダ戦を無事突破してその日にラスボス戦に突入したが、その日のクリアは無理だと思ったので少しだけ見て流石に寝た。(朝8時頃)

■狂気のラスボス24時間配信

 レダ戦を突破した翌々日?、ラスボス戦から始まる配信枠が0時から取られていた。興味があったのでもちろん見てみる。

 案の定苦戦はしていたが、パリィが抜群に上手いので第1形態は余裕、第2形態はワンミスで即氏があるのでパリィで取れない攻撃の回避精度を上げる、というような感じだった。この調子ならクリアも近いと思ったが、翌日仕事なので数時間見た後に自分は寝た。

 8時、起きたらまだ配信をしてる。凄い執念だと思った。
 12時、昼休みに覗く。新しい配信枠が取られていた。
 19時、仕事終わりに確認する。まだやってる。正気か?
 24時、何度か惜しい場面はあれど突破できず。本日中のクリアは断念。

 配信を見てると決して下手ではないどころか、メチャクチャに上手い方の人だった。それでもこんなに突破できないものかと思うと同時に、ここまで負けても一切ブレない、その上で配信を見てる人を楽しませようとしてる様子に惹き込まれた。
 ボスの行動に文句を言い、楽な方に逃げて攻略を半ば諦めた自分にはない熱量だった。シンプルに、一人のゲーマーとして尊敬するようになった。あなたが私の王だ。王になる側にも選ぶ権利はあるだろなぁミケラァ!?

■というわけで

 そんな事があったのがつい先日の7/15。この記事はその日の熱で浮かれて書いてる深夜の駄文である。
 別に普段Vtuberは見ないし興味ないし~なんて思ってる人も、ゲーマーなら是非、この葉山舞鈴のELDEN RINGラスボス配信を見てほしい。年を重ねて忘れていたゲームへの拘りと熱を刺激される、魅力的な配信になると思う。

 そんな葉山舞鈴さんの次の配信予定日は~…7/18の24:00から!
 この記事公開から数時間後、間に合う人は是非リアルタイムで見よう!!

■最後に

 葉山舞鈴さんのオススメの配信アーカイブあったら教えて下さい(ドハマり中)。

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