角打ちのメリット

「角打ち」
聞き馴染みがあるようで、しっかりとその意味を知らなかった。
素敵な解説があったので、詳しくはこちらをご参照ください。

角打ち、と言えないのかもしれないが、
酒屋に併設されたレストランへ足を運ぶ。

ワインの価格もお手頃で、チーズもしっかり本格派。
仕入れのルートがしっかりしているから、
単体でお店を運営するよりも、原価を下げられるのか、と思った。
また、目利きのバイヤーが小売店と飲食店の両方を兼務すれば、
そのコストも下がる。
(その人に拠るところは大きくなるわけだが)

企業が別の業態に進出する、個人が副業を始める、
色々な形で派生をすることがあると思うが、
「角打ち」という形態は色々な面で参考になる。

別の何かを始める、だけではなく
近しい業態でスケールアップしていく、軸足を持って拡大する、
という意味では転職の仕方でも参考になるところがある。
完全に別の業界に行く、というのも手だけど、
軸足を固定してピボットしながら徐々に円を大きくして行く。

僕自身、転職を4回しているわけだが、
・独立系インディーズ
・独立系メジャー
・放送局資本の音楽出版社
・日本有数のHDの中の音楽レーベル
・ITに主軸を置く音楽部門
少しずつピボットしながら、音楽をやりながら年収をどうあげて行くか
ということを考えて、これまで転職を繰り返してきた。

街の賑わうお店にも、何かしらのヒントが隠れている。

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