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履歴書で自分の魅力を最大限に伝える5つの工夫 〜〇〇○を変えれば、人生変わる〜

こんにちは!

並想メンターのむらけん@Catali屋です!

日中はかなり暖かくなってきましたね。

朝散歩している時に、桜?梅の花?が少し開花しているのを見つけてテンション上がるとともに、そろそろ春だな〜と季節を感じました!

いつもならマスクを取って、花の香りを楽しむことも春の楽しみなのですが、このご時世、なかなか寂しいですね・・・。

さて、22年卒業の就職活動生はいよいよ説明会や面接会が本格化してくる時期でしょうか?
(とはいえ、通年採用化が進んでいるので、内定持っている人も多いかと思いますが・・)

今日は、ES(履歴書)を書くときにぜひ参考にしていただきたいポイントをお伝えします!

先日、地方を中心に活動する芸能人のマネージャーになりたいという私の大学の後輩から、履歴書の添削を依頼されました。

人の履歴書添削なんて、いつぶりだろう・・・?というくらいだったのですが、無事にESや面接を乗り切り、受かってくれました!

私としては、少しでも役に立てたことが嬉しかったです!


とはいえ、添削をしていて、すごくもったいないなと感じる場面が多くありました。
その後輩の良さが活かされていない!と感じたのです。

後輩には、想いもあるし実績もあるのに、それが言葉でアピールできていない・・・!

履歴書としての経歴は胸を張って優秀といるかというと、そうではないので、うまくアピールしないと、書類選考で足切りの可能性あるな・・・と見立てていました。

そこで、添削指導で、自己PRと志望動機が採用担当の印象に残ってもらうための仕掛けを入れたところ、書類審査を無事にパスすることができました!!

このように、もし自分の良さをアピールできていない方がもっとたくさんいるとするなら、とってももったいない!!!と強く感じました。

なので、今回のテーマは、自分の見せ方を自由に変え、相手に興味を持っていただくための考え方をお伝えします!

その事例として、履歴書添削例も伝えられたらと思います!


相手によって見せ方を変えることの是非

まず初めに、「自分の見せ方を変える」ということに対して、
「え、そんなのズルじゃない?」と感じる方が一定数いらっしゃると思うので、この記事でのベースを揃えておけたらと思います。


”相手によって自分自身の見せ方を変える”

確かに「それっていいのか?」と、昔の私にはその思考がありました。

例えば、自分が中学生の頃、こんなクラスメイトの女子がいました。

ベテランで優しい数学の先生に対しては、冷たい態度を取り、退屈そうに授業を受けている一方で、
若手でイケメンな先生に対しては、積極的に発言するし、休み時間には捕まえて話をしているのです。

こんな女子生徒、絶対に1クラス1人はいますよね(笑)

確かに相手を見て、振る舞い方や見せ方を変えていますよね。

その一部始終を見ていた私を含め、他のクラスメイトは、その女子生徒には裏表があり、近づき難いな・・・と感じていたと思います。

その時の印象から「相手よって態度を変えることはよくない行動である」とイメージづけられたのかなと思います。


でも、本当にそれは望ましくない事なのでしょうか。

女子生徒本人からすると、イケメン先生に興味を持ってもらいたかった、自分を見て欲しかったという素直な気持ちが行動に出ていたのでしょう。

その結果、相手が興味を持ってもらえそうな自分=積極的に授業で発言してくれる模範の生徒、気軽に絡んでくれる生徒を演じていたのでしょう。

実際に女子生徒は望み通り、イケメン先生の注目を集めることができています。

このように、自分が得たい結果を得るために自分の見せ方を変えることは、いわば自分自身を営業することです。

この力は、相手に価値を伝え、対価をもらうビジネスパーソンにはかなり重要な能力ではないでしょうか。

履歴書作成においても、そのような考え方に立って書くことで、相手のアンテナに引っかかり、もっと自分を知ってもらえるチャンス(面接機会)を作ることができます!


相手に刺さりそうなキーワードを集める

まず考えなければならないのは、その情報の受け取り手はどんなことに関心があるかを考え、そのターゲットの関心事に触れることが大事です。

なぜなら、人は自分が関心を持っていることには自然に目が止まるからです。

「カラーバス効果」をご存知でしょうか?
https://motivation-up.com/motivation/colorbath.html

同じ物、景色を見ていても、興味があるものには目が止まり、興味がないものはスルーしてしまうことです。

例えば、新しくゴルフを始めたとき、これまでは全然気づかなかったゴルフショップが通勤途中にあることに気づいたり、テレビ欄を見ていてゴルフプレイヤーが出るときに自然と目が止まったりする現象です。

私、結構よくあります笑


なので、履歴書をサラッと読み流されないためには、いかに相手の関心にある物で攻めるかが、とても重要なのです!


さて、実際に添削前の志望動機を見てみましょう。

私は高校生まで宮崎にいた時は宮崎はエンタテイメントに乏しい県だと思っていました。大学時代を鹿児島(特にライブハウス)で過ごし、上京してバンドのスタッフとしてツアーで様々な県に行くようになった時、その場所にはその場所の発展・発信の形があるのだということがわかりました。そして宮崎にもその形があると思いました。宮崎にいるときには気付けなかった魅力を発信したい、各地をまわって体験してきたこと地元宮崎で活かしたい、そしてエンタテイメントの方面から宮崎を盛り上げていきたいと思い志望いたしました。


採用担当者に引っ掛かりそうなキーワードいくつかありますよね!

例えば、「宮崎はエンタテイメントに乏しい県」は、宮崎を活動の拠点としている芸能事務所にとっては、同じ問題意識があると想定できます。

また、「その場所にはその場所の発展・発信の形がある」は、地方を盛り上げるための重要な軸なため、採用担当者も同じ考えを持っているかもしれません。


私は、後輩の想いが詰まっていてとても素敵な志望動機だったので、
このようなキーワードをうまく活用していくということを軸に、より伝わるような構成や表現に変えていくことをしました!


伝わる文章を書くテクニック

キーワードが散りばめられていても、文章として伝わりづらいならば、効果は半減します。

なので、きちんと伝わる文章を書くことが大事です。

そのテクニック自体は、あまり目新しいことではないのですが、

①一文一意味
②PREPで構成
③固有名詞を入れる
④自分の心が動いた時の感情を言葉にする
⑤”その人らしさ”が伝わる表現

といったことでしょうか。

①一文一意味

そのままなのですが、一つの文で一つのことを伝えることです。
読点を多用しすぎると、その文で何を言いたいのか伝わりにくくなります。

また、話のロジックがずれていることに自分自身で気づきにくくなります。

主語と述語が1セットになっているかどうかに注意しましょう!


②PREPで構成

誰しも就活の時に1度は聞くであろうPREPです。

文章の構成として、下記の順番を意識すると伝えわりやすいというテクニックです。

P:結論
R:理由
E:具体的なエピソード
P:結論


補足をすると、初めと最後に出てくる結論は異なる表現で、同じ内容を伝えると、より自然になります。


③固有名詞を入れる

PREPで具体的なエピソードを入れると伝わりやすいのですが、どれくらい具体的な方がいいのか?という匙加減は、意外と難しいです(笑)

具体的に書きすぎても、ダラダラと長くなってしまい飽きさせてしまうし、抽象的すぎてもイメージが伝わらないケースもよくあります。

なので、私は固有名詞を入れることをお勧めします。

例えば、自分の自己PRとして似たような業種の経験があると伝えたい時、
「鹿児島のライブハウスがやっていたライブイベントに企画メンバーとして参画していました」
ではなく、
「鹿児島の〇〇というライブハウスが主催した、△△というイベントに企画として参画していました」
といったように、具体的なイベント名も入れてしまうのです。

こうすれば、イメージがより具体的になりますし、このケースであれば、採用担当者はきっと検索してみたくなるでしょう!


④自分の心が動いた時の感情を言葉にする

自分自身が就職・転職をしたいと思ったきっかけになるような場面を伝えると、履歴書でも求職者の内面がイメージできます。

その際、心が動いた時の感情を表現するとかなりリアリティが増します。


「徐々に協賛してくれる会社が増え、市電のラッピングカーが目の前を走った時には、とても誇らしくなりました。鹿児島全体が盛り上がっているのを肌で感じた瞬間でした。」

上記の文章を見た時、どう感じましたか?

この方は、強く心が動いたのだなあと想像できませんか?


⑤”その人らしさ”が伝わる表現

なぜ、その仕事を志望するのか?を伝える時には、その仕事の特徴が自分に合っていること、そして、自分は会社の役に立てるということを伝えることが大事です。

「過去にバンドのマネージャーを務めていたとき、一緒に頑張るという二人三脚で進めることを楽しんでいました。時には、メンバーからの要望を叶えるためスキルがない中で動画編集を独学で学んだり、企画提案を行いました。それが結果として現れたときに、経験したことのないやりがいを感じました。」

「単に演者をマネジメントするだけではなく、新しいアイディアを実現させるために一緒に取り組無ことが得意です。」


自分自身の強みを具体的に表現し、いかに会社に役に立てるか(どう役に立てるか具体的に提案できると尚良い)を表現できると、その人らしさが伝わります。

まとめ

今回は相手の興味関心を引くために伝えるポイントをまとめてみました!

いかがでしたか?


相手に合わせて見せ方を変えれば、自分の魅力はきっと伝わります。

また、それ自体は決して悪いことではありません。

実際に就職が成功したが入社後ミスマッチを起こした、付き合ってみたら全然違ったということは、仕方のない結果論だと思うのです。

 ※急に恋愛に例えてしまいました(笑)

「良いかもしれない」という可能性があったからこそ、採用してくれたのであり、付き合ってくれたのです。

そこからうまくいくかいかないかは誰にもわからないので、だからこそ、まずはチャレンジしてみるというのも全然ありなのかな、と思っています!

色々な場面に応用して考えられる視点と思いますが、まずは、就職活動などに応用していただけたら嬉しいです!


それでは、また次回!^^

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