連載『地方の兆し』＃8「人の波の兆し」

こんにちは！
秋田県出身・4年のこんのです！

私が見つけた兆しは、「人の波の兆し」です！
5月20日の秋田魁新報から見つけた、「波及効果生む施設を　スタジアム、多機能に/商業、エンタメ不可欠（インタビュー記事）」という記事からです。

◎リードの一部：
―外旭川で事業を進めたい理由は？
「人口減少が進む秋田に県外から人を呼び込み、秋田を活性化させ、街に波及効果を生み出せる施設をつくりたい。単なる商業施設でなく、観光や健康、農業などの機能を集め、県内外の企業、大学、経済団体と協力してやっていく。市が議会に説明している通り、われわれの提案をこのままやるのではない。さまざまなアイデアや意見をもらい、秋田の力を結集し、より良いプロジェクトにしていきたい」

　秋田市外旭川。私の母の実家であるため、非常に馴染み深い響きです。また、私の家では新聞をとっていませんでした。新聞を手に取るのも祖母の家であったため、外旭川×新聞からもふるさとへの懐かしさを感じました。
　「外旭川に駅ができる」と秋田にいた頃に大盛り上がりになっていました。新しい駅は「泉外旭川駅」です。外旭川には駅がありませんでした。秋田駅から外旭川の方面に続く次の駅は土崎駅。その区間は7.1㎞もあり、県庁所在地の中心地から隣駅までの距離としては東北六県で最長でした。外旭川は秋田駅と土崎駅の間に位置しているため、駅までが遠く電車での通勤通学が大変と言われていました。

駅ができることで必然的に人が集まるため、近くにイオンタウンができて盛り上がることも想像できます。学生などの若者の存在は、地域活性化に欠かせません。簡単に遊びに行ける場は秋田駅しかなかったため、新たな学生の集まる場になると良いなと思います！
　また、地域一帯が新しく盛り上がりを示すことは、人々が入ってくる兆しになります。何も起きない街は、何も起きないままです。地元が変わろうと盛り上がりを見せていることに期待が高まります。

◎記事全文