連載『地方の兆し』#5「ゴミ問題を楽しく学ぶ 福島から発信する環境問題の兆し」
こんにちは!
福島県出身、4年のしらどです!
今回の兆しは、「プラごみ怪獣掃討大作戦」です!
5月23日の福島民友に掲載されていた、「小学生 海岸のごみ拾い 削減へアクアマリン事業」という見出し記事です!!
以下がリードの一部になります!
「海岸から回収したプラスチックごみで展示物をつくり、海洋環境問題について考えを深めてもらうプロジェクト「プラごみ怪獣掃討大作戦」は21日、いわき市で始まり、参加者が海岸でのごみ拾いに汗を流した」(福島民友5月23日)
◎記事の概要
21日、福島県いわき市・アクアマリンふくしま主催の「プラごみ怪獣掃討大作戦」がスタート。海岸に流れ着いたプラスチックごみが怪獣になったという設定で館内に怪獣を展示する、海洋環境問題について考えを深めてもらうプロジェクトです。展示を見た来館者に、怪獣を倒すためのごみ削減のほぅほうを考えてもらうという目的でした。
初回である今回は、市内の小学生ら13人が参加。同市泉町の大畑海岸を清掃し、怪獣の材料を集めました。今後は、7月下旬に展示開始、10月にはシンポジウムの開催を予定しているそうです。アクアマリンの岩田雅光さんは、「子どもたちはごみの多さを身をもって感じたと思う。この経験を何らかの行動に移してくれれば良い」と意義を語っていました。
福島県いわき市出身の私にとって、アクアマリンふくしまと大畑海岸(旧いわきサンマリーナ)は懐かしい思い出が詰まった場所です。そんな思い出の地で、環境問題に関する取り組みが行われています。ワクワクしながら記事を読みました!!
アクアマリンふくしまは、平成12年に「ふくしま海洋科学館」という名前で開館した、太平洋の「潮の目」尾をテーマにした水族館です。海の生物はもちろん植物も展示してあり、約800種類の生物を目にすることができました。幼稚園や小学校の遠足はもちろん、プライベートでも、何度も足を運んでいるところだ。いわき市の子供たちとっては、紛れもなくなじみがある場所です。小さいころの体験は、大学生になった今でも鮮明に記憶に残っています。
小学4年生の時、同館の釣り体験に参加しました。釣りあげられてピチピチと動く魚の様子が少し怖く感じたことを覚えています。
釣り体験は、釣って終わりではありません。その後実際に調理し、食べるところまで行うことが出来るんです!自分で釣った魚は、今まで食べたどの魚よりもおいしかったです✨
全体として楽しい経験ではあったが、自分が釣った魚が目の前で捌かれ、人間の体の一部になる、1つの命が無くなる瞬間を初めて目の当たりにした出来事でもあります。命に感謝して食事をしようと、幼いながらに感じました。
この私の経験のように、小さいころの経験から考えたことは、必ず大きくなっても覚えています。今回の「怪獣掃討大作戦」でも、実際にゴミを拾い、怪獣を倒す方法を考えたという経験は、子供たちの記憶に残り続けるのではないかと思います。子供のうちからごみ問題に取り組むことで、将来的にごみを減らすことに繋がっていく「兆し」が見えます!
◎記事全部
「プラスチック危機 小学生 海岸のごみ拾い 削減へアクアマリン事業」
福島民友2022年5月23日