新聞紙で作る桃用の一重袋:2回目「カットされた新聞紙を特殊形状に小割断裁する」
オン テイク
突然ですが、皆さまは『オン テイク』という言葉を見て何を想像するでしょうか。
私が初めてその言葉に触れたのは、中央道を走っていた時に追い越したバスに大きく書かれておりました。
「最近のエアロバスってカッコいいな!」などと思いつつ、大胆にラッピングされた観光バスに描かれていた
O
N
T
A
K
E
take offが『離陸』とか『立ち上がる』とかの意味ならば
take onも『軌道に乗る』とか『やったるでぇ!』みたいな、勢いのある言葉なのかな?
などと考えながら、追い抜きざまに肩の部分に書かれていた社名を見て
全てを理解。
『おんたけ交通』
あぁ、そうか!
なるほど!!
やられたー!!(やられてない)
古き良き断裁機で新聞紙を小割にカット!
1.刃をセット
前回ご紹介した記事の「横引き」した新聞紙を正確にカットするために、四方田鐵工製の古い断裁機に刃をセットします。
いったい何年前くらいに製造された機械なんでしょう?
銘板を見ても製造年が記載ありません。
寸分の狂いもなく整然とセットされた刃たち。
2.注油
作業作業を始める前に欠かせないのが注油です。断裁機をスムーズに動かすための重要なステップ。これを怠ると機械への負担も大きくなります。「注油~」と声をかけながら行うのが私のスタイル寝る前に私が「注油~」と言いながらお酒を飲むのと一緒です。
3.機械を始動
注油が終わったらいよいよ断裁機を始動させる。
古い、マジで。そして汚い。
メインスイッチをONにするとフライホイールが回りだす、マジでちょっと感動。
しかも断裁機なのに安全装置も禄すっぽ無いから操作は怖い。
ただコロナワクチンを打った次の日に断裁はちょっと怖いね。社長が指を切り落としそうになったし。嘘かと思われるかもしれないけど、こんな時代(2024年の大晦日)になってから『ネ申のGTO』の改変ネタを書けるなんて、それだけでも個人的に大満足です。
4.新聞紙をセット
セット台に新聞紙を正確に置き、抑えカバーを被せると準備完了!
5.断裁開始!
動画のように「ガッチョン!」と大きな音とともに断裁刃が勢いよく降りてきて、新聞紙を正確にカットします。
カットされた新聞紙は整然と積み重ねて、次の工程に進む準備が整います。
次回、いよいよカマス一重袋の袋貼り作業だ!
次回は、一重袋の機械でペラ状の紙がカマス袋の形に変化する様子をお伝えします!
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それではまた次回、お会い致しましょう。