色んな感情なしに、作品は生まれない。
傷ついたとき、ムカついたとき、悲しいときなど、
大きく感情が動いたときに、私は小説や曲を書きたくなります。
気持ちを打ち明けることでしかモヤモヤした気持ちは消えてはくれず、
このモヤモヤを100%友達や家族に聞いてもらうことは難しいから。
口頭でうまく文章をまとめられないし、
途中で自分でも何を言っているのか分からなくなって混乱するし、
そんなに毎回毎回自分の話をするなんて申し訳なくなってしまうし・・・。
だから、その吐き出したい感情を作品として綴ることで、自分の感情を整理する。
作品を書き終えたときには心が整理されて、晴れやかな気持ちにもなります。
嫌なことがあったときにも、
「これは、いい作品を作る材料になる」と言い聞かせれば、気持ちも楽にもなる。
実際、心が平和すぎるときは何も書きたいことが思い浮かばず、身体が空っぽになった感じ。
感情が強く揺れ動いて、それを受け止め思考し、丁寧に対応していくことで、
少しずつ人は成長していくのだと思う。
筆が進む日々というのは、成長している日々なのだと思って、
これからも色々な心の葛藤と、向き合っていきたい。