”刺激”を求めて本当の恋ができないわたしに気づいた。
私は、”平凡な恋”だと思うと、相手に興味が持てなくなってしまう。
パッと見て分かる大きな特徴がないと、
「この人と付き合っても、つまらなさそう」と思ってしまうのだ。
たぶん私は、恋愛に”刺激”を求めてしまっている。
会ったときに身体にほとばしるゾクゾしたク感覚。とろけるような感覚。
そして、”この人一緒にいたらどんな生活が待っているんだろう”という空想の世界。
前に、イタリア人のアーティストを好きになったことがある。
オシャレでセクシーで、会うとトキメいた。
素敵な場所に連れてってくれそうととか、イタリアにもいけるかもとか、想像を膨らませた。
彼の中身を知って好きになったわけではなくて、
彼から感じる色気に本能が反応して、
『イタリア人アーティスト』の響きに惹かれて、
恋をしたのかもしれない。
一時の恋愛は楽しめるけど、
こんなんじゃ長続きはしないだろうな。
トキメキに慣れてしまったとき、
「イタリア人アーティスト」じゃなくなったとき、
素敵な場所に連れてってくれる彼ではなかったときにでも、
愛せる相手でないと。
人を愛することを、もう少し学ぼうと思います。