手軽に恋愛ができるようになった分、傷つくことも多くなった。
学生時代は、恋をすること時代に努力することはありませんでした。
クラスの誰かとか、サークルの誰かとか、バイト先とか、
一目惚れであれ、徐々にであれ、自然に人を好きになっていました。
自然に人を好きになることが難しくなった社会人の環境においては、
好きな人を見つけることから始まって、
”いいかも”と思った軽い気持ちの段階でやり取りが始まって
好きになれるように共通点や相手のいいところを見つけ出して、
それでもうまくいかないことがほとんど。
尊いはずの愛が、だんだんゲームのようにさえ感じられてくる。
追いかける恋の数も多くなって、その分たくさん失敗して、傷つくことも多い。
一緒にいても心が埋まらない相手と一緒にいると、余計に孤独を感じてしまうし、
例えそんなに自分の気持ちが高まっていなかったとしても、去られてしまうと悲しくなる。
恋って人生にプレスになるものかと思いますが、
質の悪い大量生産された恋って、”悪”になり得るんじゃないかと感じています。
愛情をかけた分だけ育ってくれる、裏切ることのない植物に夢中になっている友達の気持ちが、少し分かるような気がします。笑