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高画素カメラという物欲を殺す

こんにちは!
APS-Cにして4000万画素で3軸チルト復活の最高の写真機X-T5の登場。
さらには高画素番長、α7RVが鬼の8段ボディ内手ブレ補正を積んで爆誕しましたね。
2000万画素のマイクロフォーサーズでほそぼそと写真を撮っている僕としては欲しくて欲しくてたまらんです。
僕と同じように物欲にまみれた人たちを冷静にするためのnoteを書き記しておこうと思います。

高画素、君に使いこなせるか?

何も言わずにRAWファイルの容量について確認してほしい。
2000万画素:約24MB (Lumix G9)
4000万画素:約85MB (X-H2 )
6100万画素:約120MB (α7R5)
Lumix G9とSony α7Rでデータサイズは5倍である。
もう一度いうけど5倍である。
G9だけ計算おかしくね?って思ったけど比例してないのは,たぶんマイクロフォーサーズなので12bitRAWだからだと思う。しらんけど。

次に僕の写真ワークフローを見てもらいたい

まい現像わーくふろ〜

このすべての工程で5倍かかると考えてほしい。
現像する気がなくなる。
今でノイズ処理に2時間かかったりする中で5倍の10時間なんかかかってたら何日あっても足りない。
まぁフルサイズならノイズ処理自体いらないかもしれないけど。

現像処理もLuminarがいけてないのかM1 Macでアプリが落ちる落ちる。
これが5倍も落ちると考えるだけでゾットする。
現像用にデスクトップPCを用意しないといけない。

保存も大変だ。
アマゾンにアップロードするのも5倍かかるし、PCのローカルエリアもすぐにあっぱくされる。

以上から明白なように僕には到底扱えるファイルサイズじゃないのである。
もちろん、ハイスペックなマシンに無限の容量を投資できる人間は惜しむことなく高画素機を買うがいいと思う。

あなたが求めるカメラは何ですか?

カメラ沼の深みに飲まれそうなとき、自分が何を撮りたいか、カメラに何を求めるのかをよく思い出してほしい。
僕の場合は、以前投稿した記事をよく見返しています。

僕にとってカメラで大事なことは「安いこと」がある。
この条件がある限り、普通にフルサイズのカメラを買うことは今後もないであろう。
あるとすればコンパクトなフルサイズミラーレスにコンパクトな単焦点の組み合わせだろうか。
あるいは「こんな写真を取りたい」という強い動機が生まれればカメラに求めるものも変化するだろう。

手にとって幸せになれるかを考える

立ち止まって考える GX7mk3で撮影

ここまででまだ欲望を収めることができなかったら最後の手段です。
ヨドバシカメラで展示機を触ってみましょう。

僕の場合、α7系やEOS R5を実際に手にとって見るとその大きさと重さに萎えてしまいました。
さらにかなり使い馴染んできたLumix G9との操作性の違いに使いこなせいない感がこみ上げてくる。
たぶん使っていくうちに慣れるんだろうけど、どうしても買う気になれなかったのである。

悲しいことに自分の直感は保守的なんだなぁと納得している。
まだまだ若干のあこがれを感じるフルサイズミラーレスは買えないなぁ。
ボディもレンズも今の半分くらいの価格になれば買ってもいい気がするが、そこまで価格が下るときは一眼カメラがオワコンになったときと思う。

あ、買う気になってしまった人はどうぞすぐに買ってください。

最後に

ということでまだまだ僕はフルサイズミラーレスは買えない人間であることがわかりました。
しかし、実は実機を触ってみてX-T5はかなりええやん!!!って思ってしまった自分もいるのです。

僕はAPS-C以下の小型フォーマットのほうが性に合っているのでしょう。
マイクロフォーサーズがいよいよ死ぬ兆候がでてきたら乗り換え先としてはフジのXマウントだと思っています笑
このまま順当に行けばOM-1を買うことになりそうです。

最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
物欲が治まっていれば幸いです。それでは良いカメラライフを!

マクロレンズで撮影した写真。特に意味はありません。

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