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2024年の終わりに思うこと
2024年も終わりが近づく中、私のフリーランス生活も5年目を迎えました。2019年に会社員を辞めてフリーランスとして歩み始めてから、ひたすら目の前の仕事に全力を注いできた日々を振り返ると、複雑な感情が湧き上がってきます。
5年間の歩みとその成果
この5年間、懸命に頑張ってきたという達成感があります。クライアントから信頼を得て、着実に仕事をこなし、技術を磨いてきました。5年前と比べると、デザインの質は明らかに向上し、できることも着実に増えてきました。制作物を見比べれば、その進歩は一目瞭然です。
しかし同時に、毎年同じようなサイクルを繰り返してきたという虚しさも否めません。特に5年目を迎え、この感覚は一層強まっています。
5年という時間の重み
5年という時間の重みを考えると、もっと大きな変化があってもよかったのではないかという思いが募ります。たとえば、中学1年生から高校2年生までの5年間を思い返すと、その成長の度合いは目覚ましいものでした。価値観が変わり、知識が増え、人間関係も広がり、まさに人生のステージが大きく切り替わった時期でした。また、生まれたばかりの赤ちゃんが年中さんになるまでの5年間、あるいは小学1年生が5年生になるまでの期間を考えても、その成長の幅は驚くべきものです。
では、私のフリーランス5年間はどうだったでしょうか。確かに技術面での向上は実感できますが、それは同じステージ上での進歩に過ぎないように感じます。中学から高校へのような、質的な転換点を経験できていないのです。
自分自身の状況を見つめ直して
この状況に気づいた瞬間、愕然としました。むしろ、以前の会社員時代に「行動力がない」「古い」と感じて離職を決意した状況と、今の自分が重なって見えてしまいます。そのときの自分の気持ちは、今でも忘れられません。その嫌だった状況に、今の自分が再び陥っているなんて、何とも皮肉な話です。
こうして文字にして改めて見つめ直すことで、自分が望まない状況に陥っているという現実が突きつけられ、胸が締め付けられる思いです。しかし、この気づきこそが変化への第一歩となるはずです。
2025年を変化の年に
2025年は、この状況を打破する転換点にしたいと強く決意しています。ただ仕事をこなすだけでなく、自分が理想とする仕事の在り方を明確にし、そこに向かって意識的に歩を進めていく必要があります。
変化を求める気持ちは、すでに十分に熟しています。これまでの5年間が土台となり、これからの飛躍につながることを信じています。2025年は、まさに新しいステージへと駆け上がる年となるはずです。そのために必要な準備を、今から着実に進めていきたいと思います。
自分自身への約束
自分自身への約束として、この思いを忘れることなく、具体的な行動に移していくことを誓います。5年前に会社員を辞めて新しい一歩を踏み出した時のような、あの情熱と決意を思い出しながら、もう一度大きな変革の時を迎えようとしています。2025年を変化と成長の年にするために。