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[WWDC18]基調講演のまとめ

今後情報に更新がある可能性があるが、基調講演直後に知り得た情報で、かつ、著者が興味を持った項目についてまとめてみる。
WWDCスケジュールを確認して著者が感じたのは、未知の細かい新技術的なセッションは少なく、主要な機能をより深く理解し、開発者が良い製品を生み出すことをサポートする方向になっていることだ。

今後OSのバージョンアップは新機能を詰め込んでいくというより、成熟を目指すという感じの情報があったら、macOSもiOSもメジャーバージョンアップするようだ。メジャーバージョンは上がるのね。

ARKit 2と、バージョンが上がったことを強調する名称。距離計測のためのアプリMeasureが発表されたが、これを自分のアプリに組み込むためのAPIが用意されているということか?その他、機能が更新されている。

Siriのショートカット機能。これは、アプリ側の対応が必要となる。ある意味、AppleScript対応みたいなものか?

通知については、Androidとの差異が広がってきているような。両方に対応しているディベロッパーは辛いぞ。

Apple Watchで、手首を上げるだけでSiriが起動。乗り物運転中の起動が楽になるということで、例えば、自動二輪のナビなどの充実など、アプリ側の恩恵がありそう。

macOSのダークモード。独自のUIコントローラを実装しているディベロッパーは仕事が増えるね!

Quick Look上での編集。プラグイン開発者は対応しないと。

OpenGL/OpenCLが非推奨に。古いゲームエンジンを使っている開発者が考えないと。

Create ML。使い方では、macでモデルが作れるのは手軽で便利かも。

AppKitとUIKit。以前の説明の通り統合はない。でも、UIKitの一部をmacOSに取り入れようとしている。公開は次のWWDCということのようだ。

WWDCに行かなかった(行けなかった)、日本残留組に朗報だ!6月15日(金)にWWDC関連の合同勉強会『THe Bash in Tokyo』を開催するので、都合がつく人はぜひ!

【関連情報】
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