普段と意味が変わる「リスク」について
実は社内で現役・卒業MBA生と一緒に毎日MBA関係の投稿を始めてます。
学んだ知識を使って身近な事例に切り込んでみようと企んでおります。
金曜日はカネ系担当として、僕の発信担当なんですが、
せっかくなのでnoteにも投稿してみようかなと思います。
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実は第三回目。今回のテーマは「リスク」について
いきなりですがクイズです!
「東京スカイツリーのてっぺんから落下した場合に死亡するリスクは高いでしょうか?」
”そりゃ死亡するからリスク高いよね?”
こう思いますよね。でも...ファイナンス領域における「リスク」の言葉の定義を用いると、
このケースの答えは全く逆の「リスクは低い」になります。
実はリスクとは下の図の通り、振れ幅の大きさのことを指します。
ファイナンスの世界では、下振れだけでなく、上振れも含めリスクと呼ぶんです。
冒頭のスカイツリーの問題に話題を戻してもう一度考えると、、、
スカイツリーから落下したその瞬間、よっぽどのことがない限り、死亡がほぼ確定しますよね。
つまり、上振れも下振れもなく、99%以上の確率で死亡=死亡は確実性が高いミライとなり、”リスクは低い”という答えになるんですねw
そんな「リスク」という用語ですが、株式など投資の世界でもよく見受けられます。
「ハイ”リスク”ハイリターン」という言葉を聞いたことありませんか。
例えば、2つの金融商品があったとして、一方は安定的(リスクが低い)な金融商材(金・銀など:Aのイメージ)で、
もう一方はかなり振れ幅のある(リスクが高い)金曜商品(新興国株式など:Bのイメージ)の場合、
後者は前者よりも、高い利率を設定しないと買い手がつかなくなります。
すなわち、リスクに応じてリターンが設定されるから
高いリスクには高いリターン=ハイリスクハイリターン(ローリスクローリターン)という表現をされるんです!
ということで、今週は日常使いとファイナンス領域での使い方で異なる意味を持つ
”リスク”についての投稿でしたー。
職場でハイリスクハイリターンの話題が出た時には「東京スカイツリー落下リスク」の問題を出してみてはどうでしょうか。
この話題で盛り上がる職場とそうでない職場…ハイ”リスク”な問題かもですね。
次週は、「”ロー”リスクハイリターン」を得る裏技についてノーベル経済学賞を取った経済学者の理論を基に解説してみます!
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