国道7号キャノンボール
むらちです。仕事で新潟県上越市にいる間にR8かR7キャノボをやる気でいました。そしてめぐりあわせがよくR7キャノボ走りました。
2024/10/13 6:20 青森発 18時間42分
さて、久々の一桁国道キャノンボール。2023年4月R6キャノボ以来です。
なにとぞ~
目次
一桁国道キャノボ概要
一桁国道キャノボとは一般的な東京大阪キャノボの番外編みたいなものである。以下は個人的なシリーズ共通ルールである。
・一桁国道の起点~終点間を走る
・国道〇号を大きく外れるないこと
・一般的なキャノボ宣言に加え達成ラインを宣言をする
・一般的なキャノボ520km÷24h≒21.66km/hを最低限の達成ノルマとする
国道7号キャノボ概要
青森→新潟 464km
国道1号静岡のような自転車禁止区間もなく、総距離500km以下で無理に短縮する必要もないので基本的に国道7号を走る形となる。
制限時間は悩んだが、バイパス多めのスピードコースであることや24時間以内の短期決戦であることを踏まえて464÷21.7≒21.4hの最低ノルマに対しキリよく20時間を制限時間とした。
準備
出走決定までにやったこと
・あらかじめ始発、終電を調べ出走可能時間を検討する
・とりあえずルートを引いておく
・早く上がれた日は夕飯がてら2時間ほど自転車に乗る習慣を身に着ける
・2日以上の連休の気配がしたら常に風向きチェック
・風向き、天気、休暇日数その他要素からできる限りベターな出走条件選択をする
・1週間前は禁酒
移動前日
・補給食買い込み
・充電類確認
・荷物準備
・風向きチェック
風向き検討の結果、10/13 早朝発にすることにした。
朝発にした理由だが、雪国系国道は路面が悪いことが多く夜間に走る際はパンク芸を披露する確率が高い。また、交通量も大したことがないので昼間メインで走ることはそこまでデメリットにならない。視界もよく、生活リズムを崩さなくて済むので昼間のほうが都合がいいのである。
移動~スタート
朝青森スタートだと新潟ゴールは日付超えてるので終電はなく、始発まで待つ必要がある。なので寝床兼移動手段として新潟駅まで車で移動することにした。ゴール地点付近に車を止めて輪行。
運よく3連休いただけたので時間もありひたすら在来線にて移動。1万円で済むなんて・・・
道中寝ると着いてから寝れなさそうなので今つぶしにタブレットを持ってきた。
道中は暇なのでライグラ真剣。移動日+出走直前にライグラ提出、タブレット荷物を送り返しゴール後の夜にホテルでライグラができる算段。
秋田で乗り換えてロングシート。ドアが開く度にすでにちょっと寒い。
新青森で降りて夕食を済ませ近くの快活へ。
3連休ということもあり鍵付き個室はおろか、フラットシートも空いてなく泣く泣くリクライニングへ。青森朝発を決定したのが2日前ですでに快活鍵付き個室予約は3日前までしかできないのでしょうがない。ライグラを済ませて寝る。(爆音コーヒーメーカーのすぐ裏であまり寝れなかった)
とりあえず4時に起きる→ライグラを済ませる→着替える→快活出発→朝食(すき家)→スタート地点まで移動→荷物送り返し→スタート宣言
流れるように済ませたが、雨が降ってきた。どうして・・・。
R4キャノボのとてもつらかった記憶がよみがえる。
実走
①0~130km
路面ウエットの中スタート。市街地を抜け、登るし向かい風だが海岸沿いに出たら報われると信じて進む。
気が付いたら秋田県。海岸まで130kmあり意外と長かった。好ペースを刻めていて気分が良い。
②130~260㎞
明らかに風の流れ変わったなと思うも、海岸線特有の無限アップダウンが始まる。風向きが良く速度が乗ってしまうこともあり登り返しで過剰に踏みすぎた感がある。報われたかもしてないが自滅していくスタイル。
景色だけは無駄に良い。景色だけは。
日中の一番熱い時間帯でもあり水分が尽きてしまう。都合よく自分が走ってる車線に給水ポイントが現れることを願いながらたどり着いた自販機。
ちょっとペースが落ちてきてしまう。山形県に入る
③260~340㎞
酒田市で夕暮れ。交通量は増えるが市街地は平坦で信号で休めるので楽に感じる(?)
東北なので阪神は何も関係ありませんが、水分も尽きたタイミングで屈辱のピットイン。補給食の残数的にどこかで刻まないといけないとは思っていた。キャノボにおいてコンビニインは恥(当社調べ)なるはやで出る。
④340~464㎞
新潟県境に新潟県と書いてないのでfinal pref宣言をし損ねる。
村上市街地まで一山超えて消化試合。追い風補正もなく疲弊したオタクのただの虚無走。早くゴールしたい一心で進みなんとかたどり着く。
対戦ありがとうございました。
ゴール地点を下見してあるのでフォトポイントには悩まずに済んだ。
車でちょっと寝て快活でシャワー浴びて帰宅(仕事で宿泊してるホテルなので帰宅ではない)
結果と振り返り
462.7km 18時間42分
目標を大きく超えた達成ではある。
服装
気温10~26度(ガーミン読み)
この気温帯はPBPと同じ。PBP気温万歳
服装はこんな感じになり夜間はウインドブレイカーを羽織る。
重ね着で10度以上ある気温差に備えるのは昼夜問わず一日中走るキャノンボーラーにとっては義務教育。
グロス推移
中盤くらいまではグロス27で17時間台前半狙えるとか考えてました。
露骨に後半失速している。
停止時間分析
15分ラップで15分走行あたり何分経過しているかで停車時間を分析している
高速コースゆえに5分以上の停車がほぼない
コンビニとその次のトイレは気持ちが切れていて放心状態だった。
コンビニ1回は計画通り。
SDGs…(スゴイ・ディスタンス・ガバ・ストップシナイズ)コンビニなしの持続可能距離はせいぜい300~350㎞
費用
直江津滞在中にR8キャノボを行うことで、名古屋からだと交通費3万~4.4万かかるところを15000円と半減できると試算していた。(やるしかないでしょ)
以下実績である。
総評
正直なところ風には恵まれたが脚がついてこなかった。現状の脚に対して前半焦って飛ばしすぎた感じはある。
ファストランとしてはPBP以来、一桁国道キャノボとしては1年半ぶりの挑戦ライドだった。PBP以降の1年、燃え尽きて自転車のモチベが低下気味ではあった。乗ってない割には善戦したほうであろう。
しかし体力の低下は恐ろしいのでR8に備えてもう少しまじめに取り組みたいものではある。
2024.10.13 R7キャノボ(AN) 463km 18h42
2023.04.29 R6キャノボ(TS) 353km 13h29
2023.03.19 R4キャノボ(AT) 737km 35h58
2022.10.18 R9キャノボ(KY) 634km 28h48
2021.12.05 R2キャノボ(OM) 526km 23h55
2021.11.14 R3キャノボ(KM) 387km 15h55
2020.12.12 R1キャノボ(OT)525km 23h53
2019.09.15 R1キャノボ(TO)525km 23h27
R8キャノボチャレンジ coming soon…