TONES labo|実験Live
6月11日(土曜)のTONES laboでは"ラボ"の名の通り、実験的なライブを開催します。gallery kissaにて午後3時30分よりスタート!
どんなことをするの?
ゲーム音楽から、日本人作曲家による現代のクラシックギター作品、映画・ミュージカル音楽、ヨハン・セバスチャン・バッハの古典作品、そして《愛のロマンス》はじめギターの名曲 / 定番曲に至るまで、この楽器の持つ幅広い世界を一挙に味わうことができるライブです。通常のコンサートとは違い「音の個展」のような雰囲気を目指していて、僕がひたすら生演奏する様子を観察していただきます。曲ごとの拍手もいりません。
当日はライブの時間帯を下記のように3つに分け、各セクションの間に20分程のインターミッションを挟みます。
通常のライブ(TONES Live)は休憩無しの60分ですので、ザックリその3倍の時間(=曲数)を演奏します。ですのでチケット価格も3倍…では勿論なく、この実験ライブへ多くの方々にご参加いただけるよう、チケットはお一人様1,500円でお買い求めいただけます。
なお、ギャラリーへの入出場はいつでもOKですのですべてのセクションをお聴きいただくのも、気になるセクションのみお聴きいただくのも、楽しみ方はお客様のご自由です。
プログラムの内容は?
各セクションのプログラムには下記の様な特徴があります。
■セクション1:「ファイナルファンタジーX」のゲームBGM《ザナルカンドにて》や西村朗、藤倉大ら邦人作曲家の現代曲、イサーク・アルベニスによるスペイン伝統作品、《オーバー・ザ・レインボー》などのポピュラー作品ほか
■セクション2:オール・バッハ・プログラム。《シャコンヌ》含む「無伴奏バイオリンパルティータ第二番」や《管弦楽組曲第三番 Air》など計11作品
■セクション3:《愛のロマンス》《ひまわり》などのシネマ音楽やアグスティン・バリオス、ヴィラ=ロボスによるクラシックギターの定番曲、《エストレリータ》《Fuoco》《フェリシダーヂ》ほかバラエティに富んだ数々の作品
こんな方にお薦めです
「奏者の息遣いも感じられる程の距離感で、生演奏を聴いてみたい」という方や「クラシックギターの繊細で多彩な響きを、じっくりと味わいたい」という方には特にご来場いただきたいです。今までクラシックギターのコンサートへ行ったことがないという方も、どうぞこのチャンスをお見逃しなく!
なお、今回はステージをギャラリー中央に設置しますので、演奏者の周り360度お好きな角度からご鑑賞いただけます。セクション毎に、演奏者の正面や真後ろなど聴く位置を変えてみるのも面白いかもしれません。
蔵前&浅草橋の街探索もぜひ
gallery kissaがある蔵前・浅草橋エリアはこの10年で大きく変化しています。チョコレートの「ダンデライオン」、古民家の土間を用いた喫茶店「葉もれび」、文房具の「カキモリ」や「シモジマ本店」、そして160年以上続く佃煮のお店「鮒佐」などなど見どころ盛りだくさん!蔵前&浅草橋の街歩きと「TONES labo」を組み合わせ、丸1日たっぷり楽しまれてみるのはいかがでしょう。
gallery kissa
会場となるgallery kissaではアメリカ人画家のジェームス・ディーンが描く「ピート・ザ・キャット」が常設展示されています。オリジナルのアクリル画の数々がギャラリーの壁一面に飾られていますので、休憩時間にはぜひご鑑賞くださいませ。
"生演奏"をこね続けます
「自宅にいながらコンサートをライブで視聴する」「練習の様子をネットで配信する」「チャットや投げ銭を通じてアーティストと直接繋がる・支援する」など、インターネットやデジタル技術の進化にともない、この数年で"生演奏"の活用シーンはますます多彩になりました。演奏者にとっても視聴者にとっても、この多様化の流れは今後衰えそうにありません。
「TONES labo」では生演奏という行為を、奏者も聴者ももっともっと楽しめる方法を模索・実験し育てていきたいと思っております。
皆様のご来場、そしてご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。