なんしか暑い^^;;脱炭素、温暖化、再エネ賦課金・・・あれこれ考えてしまいますな
暑い。予想最高気温「37度、38度」が
当たり前になってます。
そのうち「40度」が当たり前になるのだろうか。
おそろし。
熱中症にならないように
エアコンを使えと喧伝されています。
エアコン、涼しい^^
「つける理由」があるので
つけっぱなしにも罪悪感が少ない。
ただ、電気代が気になり過ぎますが。
電力使用量はどうなのか。
東京電力はざっくり5000万kwを使用(昼頃)。
関西電力はざっくり2700万kwです。
一次エネルギーに占める電力の比率は47%。
本来「節電」がCO2排出量を減らすことになるけれど
そうはいかない夏。悩ましい。
〇 温暖化の原因は温室効果ガス
中でも二酸化炭素が76%を占めているということで
「脱炭素」という話になっています。
メタンガスは16%ですが、
今や牛のゲップまでやり玉に。
米作りの水田も。
さすがに「おいおい!」と思いますな。
戦争によるミサイル攻撃。
1発でどれくらいのCO2が?
牛や田んぼより、こっちやろ!と思うけれど。
〇 政府が推進する
「グリーン・トランスフォーメーション」
GXと略するようですが、なんのこっちゃ?
「化石燃料をクリーンエネルギーに転換して、
脱炭素化社会を構築しようという取り組み」
とのことで、
「GXは、単に化石燃料をクリーンエネルギーに
切り替えるだけではなく、それによって起こる
産業や社会の構造の変化や再構築までを含めた
取り組みです。
脱炭素社会を構築しながら、
私たちの産業や生活を維持するだけでなく、
むしろ発展させ、より快適な社会を作ることを
目的としています」とのこと。
(朝日新聞の解説はこちら)
※ Green Transformationが何故GXになるのかは
分かりません^^;
※ 「クリーン」という文言に「まやかし」感を
覚えます。「地球にやさしい」的な。
〇 GXに対する批判
「政府は『脱炭素』のために、
今後10年間で150兆円の
『グリーントランスフォーメーション投資』を
官民で実現するとしている。
投資といえば聞こえはよいが、
その原資は国民が負担する。
これは毎年のGDP(国内総生産)の3%であり、
3人世帯ならば累積で360万円にもなる」
※ 「日本を滅ぼすエネルギー政策」より
政府PDFによれば、
◼ 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、
2兆円の基金(現在約2.8兆円)を造成し、
官民で野心的 かつ具体的目標を共有した上で、
経営の最重要課題として取り組む企業に対して
最長10年間、革新的技 術開発を中心に、
社会実装までを視野に支援。
◼ これまでに20プロジェクトを組成し、
2兆円を超える支援先が決定。
① CO2の排出量を大幅に削減する水素還元製鉄、
②日本発の次世代型太陽電池であるペロブスカイト太陽電池、
③水素を大量に輸送する液化水 素運搬船、
④アジア等の脱炭素に大きく貢献するアンモニア専焼、
⑤次世代の全固体型蓄電池等の分野で、
世界トップレベルの技術開発が進展。その成果に対して、
具体的なニーズも顕在化し始めている状況。
◼ 「技術で勝って、ビジネスでも勝つ」ため、
開発した技術の社会実装に向けて、GX政策全体の中で、
規制改革、 標準化、国際連携、さらには
導入支援等の政策も総合的に講じながら取組を推進。
とのことで、「150兆円」は他に何が?と思いますが、
ま、これだけ読めば期待したいような
そんな「積極性」は感じます。
特に、「2兆円を超える支援先」の①~⑤は
どう実っていくのか大いに期待したいと思いました。
でもなぁ・・・私は、
我が国のエネルギーの自立議論をやってくれい!
と思うのですなぁ。
「日本は8割以上を化石エネルギーに依存」
と政府のPDFにありますが、ならば!
これをまずは5割にしていく議論とか、
その辺を活発にと思うのですがなぁ。
世界がますます混沌、混乱、争っていく状況。
待ったなしと思います。
〇 再エネ賦課金
「再エネ促進賦課金」ですわ。
電気料金のざくっと1割強を「取られて」います。
2024年度は値上げして、1kwhあたり「3.49円」に。
一度、利用明細を見てみてください。
■ 再エネ賦課金の推移
⬆このサイトの説明では、いわく・・・
▽日本の豊かな自然を生かして電気を生み出す
「再生可能エネルギー」。
再生可能エネルギーの普及拡大を目指し、
日本では2012年7月より
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)」
を開始しています。
▽FIT制度は、再生可能エネルギーで発電した電気を、
電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを
国が約束する制度です。
この買取に要する費用負担は、
電気を利用する国民全員から
再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)
という形で収集されています。
ふ~ん。
「日本の豊かな自然を生かして」が引っかかる。
細かいがまず「生かして」より「活かして」
ちゃうかいな。ま、ええけど。
こっちは「ええこと」ないですな、
「豊かな自然」を今や「壊して」になってますな。
※ FTIの問題点等についてはこちらを!
ChatGPTに訊いたらこんな回答になりそう^^
そして「問題点」は解決しようとんってるのかどうか。
さらに!!!
〇 ソーラーパネルはほぼ中国産。
▽ 太陽光発電では安価な外国製の太陽光パ ネルや架台
といった資材が採用されるようになり、
かつては世界シェア上位を誇った国内のメー カーは
どんどん衰退し事業から撤退していきま した。
ここが大問題。
石油はほぼ外国依存、ソーラーパネルも外国依存、
ついでに食料も外国依存。
依存症かい!
ここを変えて行かない限り日本の未来は!です。
ここを変えていくためのGXならまだしも!です。
さらにさらに!!!!!
〇 2040年、太陽光パネルのゴミが大量に出てくる?
再エネの廃棄物問題
調べれば調べるほど、段々腹立ってくる~!><
▽ 太陽光パネルは、製品寿命が約25~30年とされています。
そのため、FIT開始後に始まった太陽光発電事業は
2040年頃には終了し、その際、太陽光発電設備から
太陽光パネルを含む廃棄物が出ることが予想されています.
終了?どういうこと?
「発電事業 者がその事業を終了する」ということのようです。
▽ 太陽光パネルには、パネルの種類によって、
鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれている。
▽ 太陽光パネルが適切に廃棄されないのではないか。
おいおい!
▽ 将来出てくると想定される廃棄物の量や、
リサイクルや廃棄処理の費用、
リサイクルされた材料の需要動向などを把握し、
リサイクル制度の必要性について検討を進めていきます。
以上、抜粋した記事は2018年7月のもの。
その後「検討」から「具体化」してるのかどうか。
こちらは2023年10月Forbsの記事。
太陽光パネル80万トンが寿命へ。廃棄パネルはどうする?
うむむ。まだまだ「検討中」か~い!
「廃棄費用等積立制度」はあるが2割程度の事業者しか
積み立てていないようで。はぁ。
※ 資源エネルギー庁 令和3年9月17日
「太陽光発電設備の廃棄等費⽤積⽴制度について」
長くなりました。
ええ、疲れましたわぁ^^;;
大袈裟かもしれませんが、人類はどんな未来を
創っていくのでしょうか。
日本においては、どんな未来を創っていけるのか、
目先の利益に走らず、走りすぎずでもいい、
2050年の日本、はたまた2100年の日本をイメージし、
すべきことをやっていくしかないと思います。
四季折々。
春、芽吹き、新緑に目覚め、夏の暑さも満喫し、
秋になれば愁いとともに、冬のキリッとした寒さに
春を待ち遠しいと思う。
そんな豊かな自然あっての四季が
また豊かになるように。
暑い夏。
クーラーの効いた部屋で。
なにを偉そ~に^^;
ですので、
さ、せめて何か小さいことでもやってくかな。