ナレーションは世につれ・その5 津嘉山正種さん・城達也さん・細川俊之さん
NHK-FMでやっていた「クロスオーバーイレブン」という番組がありました。ウィキによると1978年からレギュラー番組なったとのこと。津嘉山正種さんの担当は1982年からだったのか。
街も深い眠りに入り 今日もまた一日が終わろうとしています・・・・・・今日一日のエピローグ。クロス、オーバー、イレブン・・・
という冒頭の津嘉山さんのナレーション、語り口が好きでした。「うわぁ~、シャレとるなあ・・・」でしたね。クリックして聴いてみてくださいまし。
この頃はナレーターになりたいとか、なろうとか思ってませんでした。「こんな風に語れたらええなぁ」と真似てみたり、練習してみたり。
FM東京では「ジェット・ストリーム」(語り:城達也)や「ワールド・オブ・エレガンス」(語り:細川俊之)というのも放送していましたので、「ナレーション、語りの時代」だったのかもしれません。
遠い地平線が消えて 深々とした夜の闇に心を休めるとき 遙か雲海の上を音もなく消え去る気流・・・夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか・・・あなたにお送りする音楽の定期便、ジェットストリーム・・・・・
ワールド・オブ・エレガンスはセリフ、語り系です。こそばい感じが良かった、と言えるかな。「こんなん、言わんやろ!」と特に大阪人は。でもだからこそ時折、聴きたくなったのかもしれません。1分あたりから語られています。
君を知ってから自分をコントロールできなくなった。君の前では恋の匙加減も役に立たない・・・・・細川俊之です・・・
ど、ど、ど、どうよ!とツッコミたくもなりますが^0^ええ味わいやなぁ・・・^^;;
今ならコントに使われそうなフレーズ。やってみたいな^0^考えてみようっかな。結構、楽しいかも^0^
1980年代は「ジャパン・アズ・NO1」から「バブル」へと駆け抜けた10年です。「ハートカクテル」という漫画も流行りました。京都三条に「at ease」というトラッドのお店があり、よく行ってました。トラッドファッションの基礎的なことを店主に教えてもらったな。
いい時代だった。とても元気な時代でした。