【旧約聖書続編】 シラ書の魅力を語らせてくれ 【キリスト教】 【聖書】
◎聖書の中でも『箴言』が好きなあなたに…
◎旧約聖書続編を読んでみたいあなたに…
◎聖書の名言を探しているあなたに…
ぜひおすすめしたいのが、シラ書〔集会の書〕です。
シラ書とは
シラ書〔集会の書〕は、旧約聖書続編のうちの一冊です。カトリック教会で主に読まれる書物なので、プロテスタントの方には聞き馴染みがないかもしれません。(新改訳聖書には載っていません)
旧約聖書続編とは
旧約続編は従来、第二正典、アポクリファ、外典などと呼ばれてきたもので、紀元前3世紀以後、数世紀の間に、ユダヤ人によって書かれたものです。
それらは、現在のヘブライ語の聖書の中には含まれていませんが、初期のキリスト教徒は、これをギリシア語を用いるユダヤ教徒から聖なる書物として受け継ぎました。
この部分についてのカトリック教会の評価は定まっていますが、プロテスタント諸教会の間では必ずしも一定していません。
シラ書の魅力①:『箴言』に似ています
『箴言』が好きなあなたに
シラ書は旧約聖書の『箴言』に文体や内容がよく似ています。箴言が好きな方におすすめです。
主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る。
主を畏れることは知恵の初めである。知恵は、主を信じる人たちに母の胎内にいる時から与えられている。
シラ書の魅力②:名言がたくさんあります
聖書には長年にわたって愛される名言が多くありますが、シラ書もその一つ。
いくつかピックアップしたいと思います。
昔の人々のことを顧みて、よく考えてみよ。
主を信頼して、欺かれた者があったか。主を敬い続けて、見捨てられた者があったか。主を呼び求めて、無視された者があったか。
泣く人と共に泣き、悲しむ人と共に悲しめ。
古くからの友人をなおざりにするな。彼は、新しい友人に、はるかにまさる。新しい友は、新しいぶどう酒。古くなるほど、味わい深く飲めるのだ。
気分を変えて心を奮い立たせ、悲しみを遠くへ追い払え。
悲しみは多くの人を滅ぼした。それは何の益にもならない。
まとめ：ぜひシラ書を読んでみてください！
本記事ではシラ書〔集会の書〕を紹介しました。シラ書は聖書アプリ(YouVersion)などで無料で読むことができます。ぜひシラ書を読んで、あなただけのお気に入りの一節を見つけてみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。村井鮭でした！