子連れフジロック日記03|ムーンキャラバンに泊まったはなし
2023年夏、私たち大人も、3歳と5歳のこどもたちも、フェスデビューしました。
デビューしたのは、フジロックフェスティバル。
デビューのいろいろを書いた子連れフジロック日記です。
ムーンキャラバンに泊まりました
今回泊まったのは、オートキャンプ施設「MOON CARAVAN」(ムーンキャラバン)。
ベテランキャンパーでもない我が家は、キャンピングカーで過ごすのが良いだろうと判断し、オートキャンプ場であるムーンキャラバンにすることに決めました。
位置としては、会場の端っこです。
山の上の方にあるので、会場に行くには下って、最後に山登りをして自分の区画に帰ります。
ムーンキャラバンの特徴
ムーンキャラバンの特徴①トイレ・水場が遠い
ムーンキャラバンからは、トイレも水場も遠いです。
山を下っていくイメージ。
区画に戻るためには、登山が必要です。
極力自分の区画からトイレ・水場に行く機会をおさえなければ(体力的に)大変です。
結果として使いませんでしたが、緊急時を想定して、組み立て式トイレを用意していきました。
帰宅後は、防災用品として、備蓄しています。
ムーンキャラバンの特徴②会場から遠い
ムーンキャラバンは、ステージがある会場からも離れています。
なので、基本的には下山後は、夜に寝に帰るまで帰りません。
なので、朝キャンプサイトから下山する時には、フェスに行くためのグッズに加えて、お風呂の用意・歯磨きの用意も全てして行きました。
そのために便利だったのが、ワゴン。
長い距離を歩いて疲れるこどもを乗せたり、多すぎる荷物を乗せたり、とても重宝しました。
ムーンキャラバンの特徴③近くにはピラミッドガーデン
先程のトイレ・水場のすぐ近くにあるピラミッドガーデン。
ここをベースにするととても良かったです。
ステージや飲食店、滑り台などもあるこどもたちの遊び場などなど、子連れに嬉しすぎる場所でした。
ピラミッドガーデンはとても重宝した場所なので、それはまた別の記事でも書こうと思います。
(追記|↓にピラミッドガーデンについても書きました。)
ムーンキャラバンの特徴④静かで6×6mの広い区画
ムーンキャラバン内のどの区画になるかは、入場した順番になるので選択できませんが、車+テント・タープが設営できる広い区画は魅力的でした。
入場の際に運営スタッフの方が置いてくれた三角コーンを目印に設営して行きます。(ちなみにコーンはすぐ撤去されます)
穴が空いているスペースなどは、スタッフの方が外して誘導くれるので、ありがたかったです。
虫除けスプレーなどもたくさん準備していきましたが、蚊はあまりいない印象でした。(持って行ったスプレーが効いたのかも?)
変わりにたくさんいたのはトンボ!
とてもたくさん居て、こどもたちも友達に(!)なったようです。
フジロックから帰ってから2日後、幼稚園のプールから帰ってきた娘との会話。
娘「今日幼稚園のプールにフジロックのトンボが遊びに来たんだよ」
私「フジロックから幼稚園はすごく遠いんだよ、だから違うトンボじゃないかな?」
娘「遠いから、少し遅れて着いたんだよ!」
虫嫌いだったのに、トンボは好きになったみたい。
思わぬところでの変化がありました。
ムーンキャラバンの特徴⑤強制的に4泊することになります
最後になりましたが、これが一番大きな特徴かも。
車両の入出庫日時が限定されているので、みんな強制的に4泊することになります。
入庫日が前夜祭当日。
出庫日が最終日の翌朝。
ということで、フジロックを満喫できるプランです。
これをメリットとするか、デメリットとするかは、いろんな考え方があると思いますが、個人的には非日常感が増したので、良いと思っています。
他の特徴としては、キャンピングカーが多いことや、外国の方が予想より多かったと思います。(外国の方はキャンピングカーが多いイメージ)
我が家的ムーンキャラバンでの過ごし方
■朝5:00ごろ 起床
普段から早く起きることが多いのでそこまで辛くありません。
起きたら、洗濯物をワゴンに積んで、トイレ・水場まで。
5:00ごろであれば水場もそこまで混んでいないので、洗濯をしても迷惑になる感じはしませんでした。(もう少し遅くなるとみんな水場を使い出すので、占有時間が長い洗濯は心苦しくなるかも)
洗濯から戻ると、洗濯物干し。
太陽光パネルも設置します。
朝から日差しが入る区画で、お天気が良かったのでかなり充電できました。
その後はこどもたちが起きてくるまでは、自分達の朝食とコーヒー、少しだけ仕事もしていました。
ちなみに、私たちの区画は5Gも入り、電波状況は良かったです。
洗いも濯ぎもできて、袋が丈夫。洗濯は、これが便利でした。
■8:00ごろ こどもたちの朝ごはん。
来る前に買ってきたパンやドーナツなどと、パックに入った野菜ジュースが多かったです。
■9:00〜10:00ごろ 会場に向けて出発
ワゴンに
・お風呂セット・歯磨き
・椅子・グラウンドシート
などを詰め込み出発します。
もちろん、てぬぐい、水筒も忘れずに。
会場に向かう途中にある苗場プリンスホテル4号館のコインロッカーに立ち寄ります。
「宿泊者専用」の表示があるものの、スタッフ方に確認したところホテルの宿泊者でなくても、(少なくともムーンキャラバンの利用者なら)コインロッカーが使えるようです。
コインロッカー利用には100円が必要ですが、最後に返却されます。
このコインロッカーには、会場で使わない・お風呂セット・歯磨きを入れておきます。
■17:00ごろ 苗場プリンスホテル4号館の苗場の湯へ。
コインロッカーに預けた荷物をピックアップしてからお風呂へ。
ちなみに、入口の階段下に少しスペースがあって、ワゴンはそちらに置いておくこともできました。(自己責任なので、貴重品はロッカーなどに預けるのが良いと思います。)
開場直後には列が出来ていますが、18:00ごろに行くとすぐ入れたりもします。(大人1,000円・未就学児無料)
シャンプーなどは備え付けのものが使えますが、タオル類は持参が必要です。
お風呂のそばには、自動販売機もあるので、風呂上がりのジュースもここでゲットできます。
■18:00ごろ ピラミッドガーデンで夕食・遊ぶ
お風呂を出たら、そのままピラミッドガーデンへ。
カフェで夕食を食べ、こどもたちは遊び、DJブースもあるので雰囲気がよいです。
そのうち焚き火も始まります。
少し肌寒くもなるので、長袖などあると良いと思います。
■20:00ごろ 歯磨き・トイレを済ませ、キャンピングカーへ。
寝るための全ての支度を済ませて、山登り。
こどもたちも、手を繋いで登頂することができました。
帰り道は真っ暗ではないですが、ヘッドライトなどあると心強いです。
キャンピングカーに帰るとすぐに寝れます。
夜が早すぎて、もう少し夜の雰囲気を感じたい気持ちもありましたが、こどもたちも一緒に楽しむには良いスケジュールだったのかなと思っています。
こどもたちが大きくなったら、夜のステージとかも一緒に見に行ってみたいなあと楽しみにしています。
ムーンキャラバンに泊まってみて
今回は、ムーンキャラバンに泊まってみて感じた特徴や、子連れの過ごし方について書いてみました。
「ムーンキャラバンに泊まると、来年もまた泊まりたくなる」とどこかのブログで見たのですが、その通り。
また過ごしたいなと思える場所でした。
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