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ONE女子アトム級世界GP、平田樹は優勝できる?展開予想します

こんにちは。むらはるです。普段はノマドブロガーです。
格闘技は素人ですが、去年から総合格闘技を見るのにハマってます。

今回は、タイトルの通り、「ONE女子アトム級世界GPの準決勝で、平田樹選手は優勝できるのか?」予想します。

この記事を書いてるのは準決勝の前です。

準決勝の対戦カード
平田樹 vs リトゥ・フォガット
スタンプ・フェアテックス vs ハム・ソヒ

平田樹選手はリトゥ選手を破り、決勝に進めるのでしょうか?優勝できるのでしょうか?

個人的な予想は、「決勝へはいけるかもしれないけど、優勝は難しそう」です。
もちろん、準決勝敗退も、優勝もありえます。4者とも実力は拮抗しているので、誰が優勝するか、わかりません。

素人の私見なので、「友達の意見」的な立ち位置で読んでいただければと思います。

平田樹のこれまでの戦い

平田選手は柔道をバックボーンに持つ選手。良くも悪くも、柔道ベースです。

ONE Championshipのデビュー後、柔道技と力強い体感を武器に、3連勝を飾ります。
2戦目で運営の推し、石毛里佳選手に勝利し、注目が高まりました。
スタンプ選手は、平田vs石毛戦後、「イツキヒラタ」の名前を出すようになります。

平田選手は若さたっぷりで、態度もイケイケですが、3戦目、ナイリン・クローリー選手に勝利後、壁にぶち当たっている感が否めません。
試合の姿から頑張りが伝わってくるので、今後、どう変化していくのか、楽しみです。

攻撃スタイルの多様化が課題?

平田選手の攻撃スタイルは、3戦目のvsナイリン・クローリー戦まで、ほぼ同じ。
乱暴に言えば、「柔道投げによるテイクダウン→コントロール→パウンド一辺倒」です。

プロ4戦目、中村未来選手との戦い方も...変わらず。柔道投げ&コントロールからのパウンドでTKOします。
勝利後の平田選手の顔に笑顔はなく、「こんな試合をしてちゃいけない」「もっと練習して強くなるので」と発言しました。

そして迎えたNE女子アトム級世界GP、準々決勝、vsアリース・アンダーソン。
今までの試合は「柔道投げ」で、投げた後にバックを取られてしまう場面がありましたが、手の使い方が変わり、バックを取られませんでした。
アリース選手からすれば、予想外だったのではないでしょうか?事実、何度かテイクダウンされました。

フィニッシュのバリエーションが増えれば、かなり強い選手になりそう。
難しい課題ではありますが、本人も意識しているところ。今後の変化が楽しみです。

打撃にどう対応する?

平田選手は、相手と向き合った際、顎が上がりがち。
vsアリース戦でその姿は何度も見られ、3R、顎にパンチを受けると、ダウンしてしまいました。
アリース選手は3R目からエンジンが掛かり始めたのでことなきを得ましたが、5Rマッチならどうなっていたか、わかりません。

ハム・ソヒ選手やスタンプ・フェアテックス選手など、打撃系の選手と戦うとき、顎が上がると致命傷です。
長い目で見れば、何度も顎にパンチをもらうことで、ダメージが蓄積してしまう恐れも。
そうなってしまえば、長くは戦えないので、顎が上がってしまう癖は、早急に改善した方が良さそうです。

準決勝の相手、リトゥ・フォガットについて

リトゥ選手はレスリングがバックボーンの選手。
5月にビー・ニューイェン選手に敗れ、一時はGP出場を取り消されましたが、その後、リン・ホーチン選手に勝利し、再びGP出場を決めました。

GP準々決勝のメン・ボー戦は、1Rにダウンを奪われ攻められますが、2Rの途中から形勢逆転。3Rも見事、コントロールし、判定勝ちしました。
気持ちが強く、最後まで諦めない姿勢が魅力です。準々決勝の雰囲気を見る限り、勢いはリトゥ選手にありそうです。

平田vsリトゥ戦について

グラップラー対決といえば、ミノタウロノゲイラvsファブリシオ、青木真也vsビトー・"シャオリン"・ヒベイロを思い出します。
スタンド対決の塩試合。こうなれば、行方は読めません。

グラップリング対決になれば、コントロールまでいけたとしても、フィニッシュは難しそう。
わかりやすく優劣がつくとすれば、準々決勝でリトゥ選手がやったように、どちらかが相手を抑えこみ、パンチと膝をまとめる展開になるのではないでしょうか?

どちらかが相手の想像を上回る攻撃が出せれば面白いですが、塩っぽい試合になるのでは?と予想します。

決勝はどうなる?

平田選手が仮に決勝に進んだ場合の話を書きます。
相手はストライカーであるスタンプ選手かハム選手。スタンプ選手は寝技の防御は得意ですが、寝技で決め切るほどの力はありません。
ハム・ソヒ選手は...ザンボアンガ戦以外見てないので、なんとも言えません。
ザンボアンガ戦を見る限り、平田選手の出方を見て、展開をコントロールしようとするのではないでしょうか?

平田選手の顎の位置がどうなっているか、注目ポイント。
顎が下がり、スタンドで隙を見せなければ、平田選手に攻撃のチャンスが訪れたとき、面白くなりそうです。
スタンプ選手とハム選手は、平田選手のグラップリング技にどう対応するか、見ものです。

全員に優勝のチャンスはありますが、決勝に平田選手が進んだ場合、スタンプ選手とハム選手の有利と見ます。

まとめ

ONE女子アトム級世界GP、準決勝以降の平田選手の戦いについてでした。
優勝は約束されてませんが、チャンスは十分あります。
課題克服に向け頑張る平田選手。今後の活躍が楽しみです。

追記

ハム・ソヒ選手が怪我で欠場となりました。

代わりにジュリー・メザバルバ選手が出場します。

平田選手は体調不良で欠場となりました。

代わりにジェネリン・オルシム選手が出場します。

追記2

リトゥ選手とスタンプ選手が勝利しました。

決勝はスタンプ・フェアテックスvsリトゥ・フォガットです。

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