「結婚してから妊娠・出産すべき」という概念
人生において最も重要なイベントとも言える「結婚」について考える月間。今回はいわゆる「できちゃった結婚」について取り上げてみたいと思います。「でき婚」というと、良いイメージを持つ人は少なく、どちらかというとマイナスのイメージを持つ人が多いのかなという感じがします。そうかと思えば実際にでき婚をする人というのも常時一定の割合でいて、気にしない人は気にしないし、むしろ結婚したい女性があえてでき婚をねらうケースも多々あると聞きます。芸能人はでき婚が多いイメージですが、おそらくそうでもしないと事務所が結婚を許さないとか、そういった事情もあるんだろうなと思ったりしています。
私は別にでき婚を推奨するわけではないし、自分は絶対しないだろうなと思っています。ただ、将来子どもを産み育てることを前提にするならば籍を入れる意義はあるとしても、子なしカップル2人で生きていくのであれば、籍を入れるかどうかというのはそこまで重要でもないという風にも思っていて、「子どもができたら籍を入れよう」という考えにも共感できる部分はあるなぁと感じるんですよね。もちろん、でき婚に至る過程は人それぞれで、欲望や快楽に溺れるまま、計画性のない行為の結果、というケースも多々ありますし、人々が批判したくなるのはおそらくその部分だろうと思うのですが、お互いその可能性はあることを承知した上で行為に及んでいるのであれば、自己責任なので他人がとやかく言うことではないよなと思います。
反対の例として、結婚した後に不妊が判明し、離婚に至るケースもあると聞きます。私は正直その離婚理由も理解できない部分があるのですが、「とにかく子どもがほしい」と考える人は本当に多いんだなと実感します。本当に辛辣なことを言うと、不妊なら離婚しようというカップルのもとに生まれた子どもがその後健全に育つはずはないと思うので、それはそれで良いのかなと思ったりもします。夫婦の間に本当に愛が育まれているのであれば、そういった理由で離婚しようということにはならないはずですし、もしかすると別の理由があるけれど、都合よく不妊を理由にしているのかもしれません。結婚する前に、子どもについての考えは夫婦でよく話し合って、価値観や思想のすり合わせを行っておいた方が良いと思います。他人や義理の親に何を言われようが、夫婦で決めたことに自信を持っていれば周りは何も言わなくなると思いますし、「親が孫の顔を見たいって言うから…」というように、他人を理由にして子どもを産む産まないの選択をしないのが賢明かと思います。
「不妊なら離婚」というカップルに関して言うと、結婚する段階で本当にお互いの深い部分を見て結ばれたのかどうかを疑問に思ってしまいます。実際のところはわかりませんが、「とにかく結婚!とにかく子ども!」という意識で結婚してしまうと、結局相手のことを見ていないので、なかなか愛が育まれにくいのかなぁと想像したりもします。前回の結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのかという記事にも書きましたが、私自身はやはり内面の気持ちの面が一番重要で、「誰と」「その人と」という部分が何よりも大事なのだろうと感じます。もし、その人の人生において一番大切なことが「子どもを持つこと」なのだとしたら、もしかしたら「でき婚」がベストということになるかもしれません。世間体を気にして「結婚してから妊娠・出産」の順番を守ろうとした結果、不妊になり離婚…というのであれば、子どもができたら結婚というのもありなのではないかと感じました。いずれにせよ、世間体や固定概念にとらわれず、自分の人生の優先順位をはっきりさせ、そうなるためのベストな生き方を選択していけば良いと思いますし、できるだけ早い段階で定めておくと、その後の人生がスムーズかなと思いました。
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