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【実験計画書】ギフトの見える化をしたら世界の見え方はどう変わるのか #タダの箱庭 #新しい働き方LAB
昨年、人生がひょんなことから大きく変わってしまった新しい働き方LAB。前年度同様、苦し紛れの実験計画書を書く時期がまたやって参りました。(見切り発車)
夏休みの宿題と同じくいつも通りギリギリです。
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こんにちは、人生をお話を聞くのが大好きなちはるです。
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今回は、新しい働き方LAB4期の指定企画「タダの箱庭」に合格させていただいたので、その計画書を書いてみようと思います。
「”タダの箱庭”とはなんぞや」「無料の植物園かね」という方は詳しくはこちらををご覧ください。
ようこそお金の消えた世界へ。
タダの箱庭プロジェクトは
仮想未来社会を体験するエンターテイメントな社会実験です。
「タダの箱庭」は実は、無料の植物園でもなくて、仮想未来社会の舞台のようなもの。例えると、社会実験のお庭です。
資本主義の「外」に優しい生態系を作る。そんな不思議な実験がはじまります。いつかお金が消えた世界になるとしたら?そこはお金も自由も同時に手に入れる世界。
なんだか夢物語なんじゃないかい?と思われるかもしれませんが、だからこその実験。「ダダの箱庭」という本には、実践家の考え方が書かれていて、読んだ人から、考え方をアップデート。読んだ人から、お金が消えた世界を試してみる、ちょっと不思議な社会実験です。
そんな世界でなにをするの?
◆実験のタイトル
【全体のテーマ】
「世界の解像度を上げよう!」利己(左脳)と利他(右脳) / 2つの視点の学びを実践したら、自分の仕事や働き方にどんな変化が起きるのか?
利己とは(左脳):自分だけのため
利他とは(右脳):相手のため
【私個人のテーマ】
「ギフトの見える化」をしたら、世界の見え方はどう変わるのか?
ー「すきな場所」と「すきなこと」で、私からギフトをしてみて、私の半径2mの世界にどんな影響が起こるのかー
◆実験の目的と背景
昨年わたしは1年間元気な無職でした。キャリアブレイク(働くことからをあえて一旦離れること)をして、で全国のLivingAnywhereCommons拠点(以下LAC:コワーキング兼シェアハウス兼居場所)を周る旅をしていました。
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そこで旅人から人生のお話をお伺いしていたのですが、旅人のみなさん方が本当に親切でした。
そこでは様々な形で見返りをもとめないプレゼント(ギフト)を頂きました。無職なのでお金では返せませんでしたが、それがすごく幸福度が高かったのです。
人生のお話を聞く中で、看護師の時、お看取りの際に、あまり時間が残されてなかった後悔を思い出しました。そこで今の目の前の「生きている」ことを遺そうと思い立ち、聞いたお話をまとめて「人生史本」を作って、お渡ししていました。
そこでやりがいを感じて、いまでは「人生史の本」や「生きていることを遺すこと」をライフワークとして、これからもつくっていきたいと思っています。
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そのほかにスリーグットシングス(1日に3つのいいこと)を書き残したりしました。
旅人の方々は、とっても親切に人生の経験や知恵を話してくださり「なぜそこまでしてくださるのだろうか」と不思議にふと思って、聞いてみたところ、誰かから同じことをされて嬉しかった、とのことでした。
その恩送りの循環がここちよくて、いい恩送りの循環は「無理のない心地よさ」や「満たされた実感」が大切なのかもしれないと感じました。
そこで私は、ギフトの解像度を上げて、わたしも無理なくギフトを送る側になりたいと思いました。
◆検証したいこと
「ギフトの見える化」をしたら、世界の見え方はどう変わるのか?
「すきな場所」で「すきなこと」をしみて、ギフトはどのような影響を受けるのか。
こちらの実験はちひろさんの実験を参考にさせていただいてます。
仮説:満ち足りた時を自覚することで、まずは自分を大切できるのはないか。
右脳(自分のため)・左脳(誰かの為)の世界をより行き来しやすくなって、ギフトの循環がうまくいくような…?気がします。
仮説:すきな場所ですきなひとたちといることで、より心からギフトの循環ができるのではないか。
また無理のないことが大切で、「すきな場所」で「すきなひとたち」といることで心から満たされて、自己表現のギフトができたらいいなと思いました。
◆活動の概要
半年間6月~11月の間
①こころに残ったギフトの方法を記録
→心が満ち足りる感覚を研ぎ澄ます
②わたしなりのギフトの方法を見つけていく
→自己表現をすると幸福度が高いので記録してより幸せになりたいと思いました。
①の記録のルールとしては、
ルール
・ギフトとは:見返りを求めないプレゼントや奉仕活動(金銭的なものでなくとも)
・良く思われたくて行動したこと→×ギフト 〇交換(金銭的ではない)
・記録するギフト:①自分→誰か ②誰か→自分 ③誰か→誰か
・記録事項:いつ/どこで/誰から誰へ/何を/どんな状況で/なぜギフトを贈ったのか
・方法:スプレットシード
をしていきたいと思います。
また、ギフトの大きさは、いろんな視点がありますが、一番は心に残ったものを残していくようにしたいと思います。おばあちゃんによると、
人生は「幸せの思い出集め」
だそうです。生きる速度をもっとゆっくりにしていきたいなと思ったとき、どんな時に幸福度が高いのか残すことで、まずは自分を満すことができるのではないかと思います。ご自愛からはじめるギフトを大切して、循環していきたいです。また小さな幸せでも「私にとっては」を大切にしたいと思います。
◆アウトプット・成果
①スプレッドシートにギフトの記録・分析
月1のNOTEで、内省していきたいと思います。
②いろんな方法でギフトしてみる
・イラスト/グラレコ/人生史
いろんな自己表現でギフトをしてみたいと思います
◆実験の測定方法
「こんなギフトの方法があったのねー!」(とは)が見つかったら実験は成功といったところでしょうか。。
ギフトの解像度をたかめるために、心に残ったことをすぐメモしていきたいです(忘れやすい)
「量<質」で、主語をどこまでも小さく、いままで何気なしに感じていた、視覚化されなかった小さなギフトを見つめていきたいです。
◆スケジュール・進め方
5月:富山五箇山でお蚕さんと循環文化の勉強
7月−9月:島根県奥出雲で地域の方への人生史作り
7月〜10月:毎月NOTE(振り返り)その都度ギフトの実践、ギフトの記録
11月:最終報告書の作成
◆3年後どんな人生を生きたい?
そんなこんなで半年を過ごしていきたいと思います。
最後に、この研究制度のテーマが「3年後の未来を考える〜ACT LOCAL〜」で3年後をちょっとだけ考えてみます。
過去から今はこんな感じ
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最終目標,,,「自給自足!!」
まだまだ遠い遠い未来のお話なのですが、この企画で心地よいギフトの循環を学んで、なにかヒントが得れたら嬉しいです。
計画書の解像度がぼやけててまた修正するかもです、、
半年間自分のペースで実験たのしみます~
半年間、宜しくお願いしますー!
◆「研究員制度」の趣旨について
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。