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G,H,Iレギュレーションのデッキ考察(ドラパルト編)

やあ、僕むらえもん。

2025年01月24日からポケカのスタンダードレギュレーションが変更となりました。僕が持っているデッキを作り直すにあたり、その記録を残します。全3回であり、第3回はドラパルトex編です。
↓↓前回(第1回、第2回)の記事はこちら↓↓


1.ドラパルトexデッキの特徴

ドラパルトexデッキは、ドロンチで手札を安定させながら、ドラパルトで相手盤面に圧をかけて戦うデッキです。
中間進化のドロンチは、特性「ていさつしれい」により、デッキの上から2枚見て1枚を手札に、1枚をデッキの下に戻します。ドラパルトexはワザ「ファントムダイブ」により、バトル場に200ダメージを与えながら、ダメカン6個を相手のベンチポケモンに自由に乗せることができます。
柔軟性が高く、下記のようなポケモンと組み合わせて活躍するシーンが多い印象です。

  • ヨノワール系統の特性「カースドボム」とファントムダイブを合わせて、1ターンの間に何回もダメージを与えて、相手のポケモンを倒す。

  • ネイティオの特性「アカシックセンス」により、超エネを加速しながら2ドローして手札を安定させる。

  • テツノイバラexの特性「イニシャライズ」により、テツノイバラexでお互いのルールを持つポケモンの特性を無効化し、対戦スピードを落とす。その間にドラパルトexで戦う準備を整える。

  • その他、アグノムやルガルガンのような非エクのポケモンをサイドアタッカーにしてサイドレースで有利を取る。

2.よく採用されていたFレギュレーションのカード

2-1.ネオラントV、ロトムV、森の封印石

どのデッキにも幅広く採用されていたカード達です。効果はそれぞれ違いますが、汎用カードという点で同じ章にまとめました。
ロトムVは特性「そくせきじゅうでん」により、手札を3枚引くことができます。ネオラントVは特性「ルミナスサイン」により、デッキからサポートカードをサーチします。森の封印石は、Vポケモンに持たせるとVSTARパワー「スターアルケミー」により好きなカードをデッキから1枚サーチします。
代用カードはロトムVはピィ、ネオラントVはシャリタツかポケギア3.0、森の封印石はピジョットexだと思います。ただし、ピィはワザ「にぎにぎドロー」で手札を補充するため、ロトムVのように先行1ターン目に使えません。シャリタツやポケギア3.0はサーチ範囲がデッキの上から6枚~7枚なので、欲しいサポートをサーチできない場合があります。ピジョットexもベンチ枠やデッキに採用する枠が負担になります。

2-2.かがやくフーディン

特性「ペインスプーン」は、相手のポケモン1匹に乗っているダメカンを1~2個を、別のポケモンに付け替えることができます。これにより、ダメカンの数を調整して、効率よく倒すことができました。
代用カードはマシマシラです。特性「アドレナブレイン」で、悪エネルギーがついているときに、自分のポケモン1匹に乗っているダメカンを3個まで選び、相手ポケモン1匹に付け替えることができます。条件は異なりますが、ダメカンを効率よくばら撒いてポケモンを倒す動きは変わらずにできます。

2-3.ワタル

デッキからドラゴンポケモンを3匹まで手札に加えることができます。
もともとドラパルトと相性は良かったですが、グッズロック中でもドラメシヤ、ドロンチ、ドラパルトをサーチして展開できるため、FGH環境終盤に評価を上げました。
代用カードは「ジニア」だと思います。デッキから進化ポケモンを2匹まで手札に加えるカードです。対象と枚数が変わりますが、ワタルの強みはドロンチを安定して展開することにあったと思うため、そこをカバーできるサポートが代用になると思います。

3.デッキリスト

3-1.現行のデッキリスト

テラスタルフェスでパーツがそろってから組んだデッキです。レギュレーション変更が見えていた時期のため、そもそもFレギュレーションを抜いて作成していたことからレシピはありません。なお、過去の優勝レシピはいろいろなところで公開されています。

3-2.新しいデッキリスト案

G,H,Iレギュレーションのドラパルトex

私の考える構築です。シティリーグやジムバトルの上位者レシピもネット上に公開されているため、そちらを参考にした方がいいかもしれません。
ミライドン、タケルライコといった、たねポケモン主体のアグロデッキを対策するため、スタジアムは「ポケモンリーグ本部」にしました。ただし、自分もスボミーのむずむずかふんや、たねポケモンでワザマシンエヴォリューションが使えなくなるため、使い時は考えないといけません。

4.Iレギュレーションで欲しいカード

4-1.ネオラントV互換のカード

シャリタツを採用しましたが、やはりデッキからサポートをサーチするカードが欲しいです。これはどのデッキにも言えること。

5.おわりに

ドラパルトは1進化のドロンチも強く、2進化ポケモン主体でも安定して戦うことができます。新環境でもトップの力を持っており、活躍しているデッキも多々あります。このデッキでは「ダメカンの置き方と手段」が重要で、サイドを取るプランを毎回考えながら戦う必要があります。どのデッキもそうですが、ターンの初めに落ち着くこと、そしてこのターンに何をしたいか(何ができるか)を整理することを心掛けたいと思います。

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