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紅白と日本の選挙の類似点

紅白歌合戦の雰囲気と日本の選挙の雰囲気は似ています。
唯一違うのは自分達で選べないところぐらいでしょうか。

国民的音楽番組と言いながら、大半は観ていません。選挙も同じ。有権者の大半は選挙に行きません。全く興味・関心が無いか、あっても観ない。あっても行かない。それでも国民の代表的存在になるんですよね。毎回視聴率、投票率で騒いでいますが、特にこれといった回復手段も見つかっていないです。

選ばれた歌手についても毎年批判があります。これは選挙も同じです。固定ベテラン。根強い支持者が居る人。なぜかカリスマ扱いされている人。またなぜか戻ってきたベテラン。それぞれの世代の人気者らしき人。若年層や高齢者を意識してバランスを取っているようで毎回アンバランスな結果に。

なぜ選ばれたか分からない。楽曲(政策や実績)を知らない。聴いてもピンとこない。なぜ毎年?なぜ今さら?誰?この人?今年何か目立った活躍してた?

それでも毎年観てる人、毎回投票に行ってる人達が居て、その中でも一部の熱狂的な人達が騒ぐんですよね。

メディアも持て囃します。肩書きが付いて、箔がついたように感じます。いつしかヒット曲(政策や実績)が無くても出場(当選)し続けることがメインになります。

紅白落選なんて言葉もあります。中には辞退しているケースもあるので、出たくないor出られない場合もあるでしょう。それでも紅白出場を目標に頑張っている歌手やグループも居ます。選挙でも毎回当選しないけど、頑張っている泡沫候補も居ます。

無所属には紅白出場はなかなか厳しい壁です。やはり大きな政党(大手芸能事務所やレコード会社)に所属している人が昔から有利ですね。NHK側は否定していますが、確実に枠は存在していて、その枠内で選ばれた固定ベテランが相変わらず強く、新人にはなかなかチャンスが巡ってきません。それでもたまに事務所のバーターや地盤を引き継いで出場する歌手や議員は現れます。

新興勢力が若者を中心に人気の一方、既存勢力の力が弱まり、全世代問わず毎回不満が多いのも紅白と選挙の似ているところです。

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