†黒服限定きのこ狩り†の思い出
FOREVER&EVER きのこいつか
FOREVER&EVER 見つけたい
先日、フォロワーの中年男性の方々と†黒服限定きのこ狩り†なる、罪深い会合に行ってまいりました。
黒服限定きのこ狩りというのは、年に数回開催される中年男性ピクニックで、90年代V系がアー写を撮ってそうな森に入ってきのこを取ったり、股間にぶら下がるきのこの話をしてはしゃいだりするという、
側から見たら地獄みたいなオフ会です。
今回は11月ということもあり、今年最後の黒服限定きのこ狩りに。要するにFINAL ACTです。
今回の場所は、きのこ狩りに詳しい中年男性オススメの、横浜は舞岡へ。
舞岡って、よくよく見ると「桜舞い散るあの丘で」の略ですね。ヴィジュアル系きのこ狩りに最適な場所です。
せっかく横浜市に行くなら「車に乗り YOKOHAMAへ行こう」とか言ってLa'cryma Christi聴きながら首都高を爆走したかったのですが、車が無いので泣く泣く電車移動。
服装ですが、「黒服限定きのこ狩り」なので、インディーズ期のFANATIC◇CRISISみたいな格好で行こうと思っていたら、「虫とかたくさんいるし、汚れるので黒服非推奨です」という凄まじい自己矛盾を孕んだ助言を頂き、バンTに黒ジーンズという動きやすい黒服にしました。
皆さんも黒服限定きのこ狩りをする際はご注意ください。
また、今回は自分も少しはきのこを見分けられるようになりたいと思って小さいきのこ図鑑を持参。
更に、持ち運びに便利なRYUICHI図鑑も持っていったので、森の中でどんなRYUICHIが出てきてもしっかり見分けられます。
これどんな状況?
この日は予想に反して一週間の間に雨が降らず、やや乾燥気味のコンディション。
きのこは適度な湿気と日陰を好みます。暗くてジメジメしてる場所が好きなのは90年代V系と同じ。
こればっかりは運なので仕方がないですが、きのこが採れないと90年代V系や90年代メロデスの話をしながら山を集団で徘徊する不審者集団。最悪、参加者の股間のきのこを刈り取って帰るしかありません。
午前中は、林道にひょっこり生えていたムラサキシメジをゲットしたのみ。
色はヤバイですがとっても美味しいきのこです。
山頂に着いたらみんなでお弁当です。
僕は行きがけに買っためちゃくちゃおいしそうな駅弁を食べました。
信じられないぐらい美味かったですが、食費節約のためにきのこ狩りに行ったのに、これで1300円ぐらい使っちゃったので全てがおしまいになってしまった。
午後、行軍を再開すると、公園に遠足に来たのであろう幼稚園児の集団や、ピクニックしている親子連れをちょくちょく見かけました。
子供チンコやウンコの話が大好きですし、我々も中年男性ながらずっとチンコやウンコの話をしているので、実質幼稚園児みたいなものだしセーフだよねと自分に言い聞かせて正気を保ちます。幻覚の凶気に飼われた操り人形かよ。
そんな感じで歩いていると、1人の中年男性が山道に聳える一本の見慣れないきのこを発見。
これはコガネタケというきのこで、全体に黄金色の粉がついているのが特徴。
食べ過ぎるとあたるらしいですが、火を通せば美味しく頂けるきのこということで、これは嬉しい。
周囲を見渡してみると何本も群生しており、大喜びしながらみんなで収穫。大漁です。
その後、田園地帯に着くと古民家を保存してある場所の柵でキクラゲが収穫できました。柵にキノコって生えるんだ。生命力を感じますね。
古民家には観光客用の寄せ書きノートがあり、I for Youの歌詞を書いておきました。
字が汚すぎる。
そのあとは道中でシメジみたいなやつの可愛い幼菌とか、
よく知らないけど可愛いきのことか、
マジで椅子にできそうなサルノコシカケとか、
令和おじさんカカシなどを発見しました。
非常に味わい深いクオリティですね。
きのこ図鑑を持っていったものの、確証が無ければ食べない方がいいので、経験のない童貞の僕にはきのこの同定は難しいです。
日が傾いてくると森は相当暗くなり、Rusty Nailの歌詞よりも明日が見えなくなるので、きのこ狩りは終了。
たくさんのきのこをみんなで山分けし、酒をたらふく呑んで、終幕しました。
†いつか同じ空の下、また会おう……†
ちなみにムラサキシメジとコガネタケを一本ずつ持ち帰り、次の日ウィンナーと一緒にバター炒めにして食べました。
ムラサキシメジはポルチーニみたいなうま味があり、コガネタケはエノキを1パック丸ごと食べたみたいなシャキシャキ感があって最高。
お試しを!(黒服限定きのこ狩りの際はきのこの専門家とヴィジュアル系の専門家と同行して楽しみましょう)
今後は「黒服限定ゆるキャン△」「黒服限定潮干狩り」「黒服限定きのこ狩り-春にまた会いましょう-」などやりたいですね。
この会合は気の合う中年男性の方々とメタルやヴィジュアル系、チンコやウンコの話をしていればいいので、社会とか人間関係の話しをしなくて済み、超楽しいです。
まあ一番楽しかったのは、きのこ狩り自体よりもLaputaの『私が消える』のジャケのポーズでヴィジュアル系組体操集合写真を撮った時でしたが……
それでは、さようなら。
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