見出し画像

なぜオールタナティブスクールをしているのか

妻が主催しているオールタナティブスクール
今年で10年目を迎えることになる。
妻は幼稚園、保育所、各種幼児教室、寺子屋と、
様々な幼児教育の現場を経験していて、
今では、
幼稚園に行かない選択をした子のための
幼稚園をしたり、出産前後のサポートやケアをしたり、
個別の家庭教師、親御さんの子育てのコンサルなど
なかなかおもしろい教育をしている。
赤ちゃんから幼児さんが参加していたのが、
今では上の子達が小学生に。
小学校に行くことを選びながらも、
それ以外の時間を利用して
いろいろな活動に参加している。

その子達に小さい頃からかかわってきて思うのは
赤ちゃん、幼児のころに現れていたものは
いろいろな社会性を身につけていくことで、
封印のようになることはあっても、
なくなることはない。

もう今の時代昭和でも、平成でもない。
令和。
令和の、22世紀を見るかもしれない人たちと、
22世紀を生きる人たちを育てる人を育てるんだから、
未来の人を育てることのできる環境を創造して、
いくつもある多様性、個性を少しでも尊重しながら、
この世界で花開くようにしていくことだろうと思う。

「ありのままでいい」
「努力しなくていい」と言い、
それで済ませることは簡単だけど、
これは多様性、個性のうち、
わずかのものしか使わなくていいということと同じ。
そして、ありのままは0のこと。
社会性に基づいたプラスを強要されることが大きくて、
0に戻ることが強調されるけれど、
本当のありのままの0になれたなら、
「ありのままがいい」という
これも大人の思う「枠」をもこえて、
自分の個性を、強みを、能力を
最大限に伸ばして、
どこでなら発揮できるかの環境を判別し、
発揮したらまた他の場面でもいけるか、
そして、その他にももっと自分には
隠れたものがあるのではないかと
自分から探求できる人になってほしいと思う。

そして、これは子どもだけでなく、
大人の私たちも可能性にチャレンジできる
未来に開かれた一人の人間だ。
まだまだ枠に閉じこもるのははやい。

そういう思いで運営しているスクール。
私はあくまで見守り隊だけど、
今の目の前の何気ないやりとりも、
この先のみんなの育ちも楽しみだ。

46億年前から現代までの地球の歴史を体をはって感じてみるというフィールドワーク
赤ちゃん・幼児さんからどろどろ組で参加し、田植えも大人顔まけ

Facebookグループでリアルタイム活動報告してます。
里山暮らし大好き【ミライの村づくり】 | Facebook

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?