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フィンランドの歴史

高校生のころ、1番好きな教科は世界史でした。

世界にはこんなにたくさんの地域があって、文化の違う民族がいて、そこでは過去から現代まで紡がれてきた歴史がある。
政治的なことよりもその国の人たちがどんなくらしをしているのかに興味があった感じ。

せっかくフィンランドに行くので、フィンランドの歴史について調べています。

びっくりしつつもそれはそうかと驚いたのは他の地域では人が生活をしていた紀元前年ごろ、フィンランドは氷で覆われていたこと。もちろん、もっと長いスパンで見れば温暖な時代もあっただろうけど。それ以降に人がいろいろな地域から移ってきたみたい。

スウェーデン、デンマーク、エストニア、ロシアに囲まれていて、こういった国の人との関わりが濃厚だった。

中でもフィンランドの地域がスウェーデンやロシアだったという時代が長い。

ヨーロッパはとりわけ領土争いが多いイメージがあるけど、フィンランドもスウェーデン、デンマーク、ロシアの関係する戦いにまきこまれていた。
フィンランド人は勇猛に戦うということで知られていたらしい。

スウェーデンの一部だった名残は今でも残っていてフィンランドではフィンランド語だけではなく、スウェーデン語も母語だ。標識はスウェーデン語が併記されている。スウェーデン人が多い地域がある。オーランド諸島はスウェーデン人の自治領だ。

歴史的に有名なのはフィンランドにキリスト教をもたらしたスウェーデン王エリクさん、農民の生活に貢献したロシア皇帝アレクサンドル2世さん、内戦にあったフィンランドを納めたマンネルハイム元帥。

キリスト教のプロテスタント系のルーテル派の教会が多く、ロシア正教の教会もあり、ヘルシンキにもヘルシンキ大聖堂、ウズペンスキー寺院、テンペリアウキオ教会といったそれぞれの宗派の教会がある。

長く支配された時代が終わり独立したのが年というから、これもびっくり。さらに、独立してからも冷戦など苦しい時代は続き、そのときには今のような国になっているとは誰も想像できなかっただろう。

こういった歴史的な背景がある。
その上で、今の福祉国家、情報先進国が作られている。


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