日本の原風景はどこにある?
神戸の中では農村といわれる地域に暮らしている。
これまでも近くにあるビニールハウスがあったり、車で走ると山麓に高圧電線が立っていたり、河川改修が行われてコンクリートの護岸だけでなく、河川の川床がすべてコンクリートになっている様子、除草剤のまかれた草村は美しくないなと思いながら眺めてきた。
それがフィンランドから帰ってから、
結構それらに加えて、普通に電線が立っていることや用水路や家の壁のトタンや区画整理された田んぼの直線とかなりのことを美しくないなと思うようになった。
日本の原風景はどこにあるのだろう?ということを思うくらい、都会近くの場所は原風景ではない。
あぁここは美しいと思う場所があっても、いろいろ写り込むから写真に撮ることもしようと思わないんだな。
ではもっと田舎に行くと原風景かと言うとそうでもない。杉の植林が手入れなく放置されていている山は美しさを感じない。砂を他の場所からもってきて、人工的に作られた砂浜は好みではない。人工物にしても丁寧に扱われていないものは美しくない。
そうなると、美しさを感じる場所はかなり部分的になる。大部分美しくないからこそ、美しい風景があるとわぁと反応して写真におさめたりする。
めだかの泳ぐ土の用水路
海浜植物の生えていてごみがない砂浜
大切にされている里山
園芸資材のない畑
ナチュラルな石剥き出しの川
風景とセットで保存されている集落
今残っていて、自分が心からの美しいと思った風景はこれからも続いてほしいなと思っている。
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