京都には異界の入り口がある?
神社ツアーをされているくれやさんの京都異界魔界ツアー参加。
京都といえば清水寺に八坂神社、嵐山と人がよく訪れる観光名所がありますが、今日は祇園さん以外は訪れたことがないちょっぴりマニアックな京都の一面を知ることができました。
訪れた場所は平安時代京都の庶民が鳥葬していた鳥辺野というエリア。掘ったら骨が出るのかな。
まず訪れたのが六波羅蜜寺。教科書にのっている空也聖人の像がインパクトがある。下の写真の方が空也聖人。口から出ているのは南無阿弥陀仏という言葉だそう。踊りながら唱える念仏が有名。鎌倉幕府の京都出張所の六波羅探題とも、かかわりもあるお寺。
次に訪れたのが六道珍皇寺。こちらは閻魔大王ゆかりのお寺。地獄絵図もあったけど、地獄の絵はこわいことはなくてどことなくテーマパークのよう。
また小野妹子の子孫で小野小町のご先祖である小野たかむらという方がいたようで、昼は役所で仕事をして、お寺の中にある地獄の出入り口の井戸を通って地獄に行き閻魔様の補佐をしていたとか。
この人の活動力にはあやかりたい。
ランチは祇園さん前の「ぎおん おくおか」さんにて。
湯豆腐と茶そばとも迷って勝ち残ったのは湯葉あんかけうどん。細麺のうどんがあんにからまってよし。
お次は縁切りと縁結びの安井金毘羅宮。
日本史の中では平将門、菅原道真と並んで三代怨霊って呼ばれてたっけ。讃岐に島流しになった崇徳天皇が御祭神のひと柱。
絵馬に書かれた言葉が驚きで、
姑と離れられますように
これはまだわかる。
○○さんが彼女と別れますように
・・・って、人の縁切りかい笑
安井さんの中にはささやき神社という
自分ではどうすることもできない願いが叶う
という神社があって、みんな切に願っていた。
ラストもパワフル。
八坂神社の中でも須佐男さんのあらみたまをお祭りした悪王寺神社というなんとも悪そうな名前。
実際に悪いのではなく力があるということのよう。
神様にも5つの魂のすがたがあって、中でもやさしいにぎみたまときびしいあらみたまがよく聞くけど、だいたいの神社はにぎみたまをお祭りしているみたい。
そして場合によってはあらみたまをお祭りしているところも。
くれやさんの神社ツアーは古事記に造詣が深いことからの解説だけでなく、それぞれの方がお参りしたらよい末社の紹介から、お守り選びのサポートまで、お心遣い感じる素敵な時間でした❤️
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