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【ライブレポ】Judas Priest - Invincible Shield Tour Japan 2024

言わずと知れた鋼鉄神、Judas Priestを観てきました!

筆者が参戦した日程:
2024/12/10(火) @ KT Zepp Yokohama
2024/12/12(木) @ ぴあアリーナMM
2024/12/13(金) @ EX Theater Roppongi

50 Years of Heavy Metal────。
そのキャッチコピー通り、彼らはヘヴィメタルという音楽の守護者として、紆余曲折ありながらも当ジャンルの象徴として存在し続けてきました。

1969年にFreightとして結成、翌年1970年にJudas Priestに改名した彼らは、1974年に1stアルバムをリリースして以降、その名を歴史に刻む名盤の数々を残し続けてきた訳ですが、半世紀もの歳月が経った今でも衰えを見せないアルバムを出しているのは特筆に値すべきでしょう。

今回の来日は最新作『Invincible Shield』のツアーでしたが、本作は前作『Firepower』に引き続いて彼らがまだまだ現役である事を示す素晴らしい作品で、勿論まだ相対的に若いRichie Faulknerの功績が多大にあるにせよ、Rob HalfordIan Hillが御歳73歳、パーキンソン病を患っていてライブ活動から引退している(6年前の来日では数曲参加という形でした)Glenn Tiptonが御歳77歳と考えると、やはり驚異的だと思います。

そんな彼らが新譜を引っ提げて来日すると聞いて、行かないはずも無く…。
今回、どうしても彼らを前の方で観たかったので、最初の来日発表時にクリエイティブマンの3A会員に加入してGOLD指定席を購入、更に後で追加された2公演もGOLDスタンディングのチケットを買うという、出費を全く鑑みない姿勢でライブに臨みました。

結果的に、スタンディングだった2公演では間近でJudas Priestを観ることができ、ぴあアリーナでも前から10列目の位置と、このレベルの大御所バンドを観るにしてはあまりに贅沢な環境でライブ鑑賞することができました。
しかも、関東3公演全て観に行ったので、関東公演だけとはいえ全通に近い形となりました。今よりも若い頃には出来なかったことを実現することができて、大袈裟かもしれませんが一生ものの思い出になったと思います。

それと同時に、例えば9月のIron Maidenの時のように、1公演のみ、それも通常の席で観るといった形でも、それはそれで特別感があったし、今回の経験を通して色々な楽しみ方があるんだなというのを実感しました。
私が6年前にJudas Priest観に行った時も1公演のみでしたが、やはりその時もかなり感慨深かったですからね。

ちなみに、私が前回観た時(2018年)に書いた記事はこちら。当時は別ブログで書いていました。

というわけで、今回の3公演の模様を1つの記事としてまとめたいと思いますが、ライブの内容自体は、やはり彼らはプロフェッショナルなので、演出など全てしっかりと練られており、良い意味でほぼ変化が無かったため、まずは会場ごとの様子から書き記してから、ライブレポについて書く、という構成で書きたいと思います。


各日の会場の様子

2024/12/10(火): KT Zepp Yokohama

関東公演初日の会場は、みなとみらい線で横浜駅の隣駅である新高島駅から歩いてすぐのZepp横浜で、個人的に訪れるのは初めてでした。
この日は物販開始が15:30からだったので、そのくらいに着くように向かったのですが、私の見込みが甘く既に結構な待機列が出来ていました。

この日買おうと思っていたものはほぼほぼ買えましたが、例の若干炎上していた直筆サイン入りリトグラフについては事前に整理券を貰っていた人しか買えないという決まりでした。

この炎上の件、個人的には各公演ごとに販売数決めていないのだろうか、とも思いましたが、Ethereal Sin/EVPのYamaさんのXでのポストが正論だと思いました。普通に考えて急遽増産したらその分費用かかるでしょうし売値が上がるのも仕方ないでしょう。

さて、この日はスタンディングということで、私の整理券の番号はちょうど100番でしたが、かなり前の方で観ることができました。
流石に「あのメタルゴッドをこんな至近距離で拝んで良いのか!?」となりましたね…。

この光景を間近で観れた喜びたるや…(Zepp横浜)

ライブの模様については上でも書いた通り、この後書いていきます。

2024/12/12(木): ぴあアリーナMM

この日は指定席だったこともあって急ぐ必要が無かったため、着席したのは19時前でした。
ぴあアリーナに訪れるのはメイデン以来、2回目。

発券した時から前から10列目というのは分かっていましたが、メイデン観た時は2階席だったのもあって、目の前に広がる景色が全然違って、これまたGOLDの威力を感じずにはいられませんでした。
火曜はRichie側にいましたが、この日は席がセンター寄りだったのでAndy SneapやIan Hillがしっかり見えましたね。

10列目でもかなりよく見えました(ぴあアリーナ)

流石にスタンディングの時と比べると、10列目とはいえ間近に見えるというわけではありませんでしたが、この大会場であの距離で観ることができたのは贅沢というものでしょう。詳しくはこの後で。

ちなみに、終演後物販に立ち寄ったところ、リトグラフを普通に買えたので拍子抜けしました。とはいえ買うことができて良かったですね。

2024/12/13(金): EX Theater Roppongi

最終日となった東京公演は、火曜と同じくスタンディングで、会場は私も何度か行ったことのあるEX Theaterでした。

もう物販は行かなくても良いかなとも思いましたが、午後休みで家にいても仕方ないと思い、会場へ。
火曜の反省を活かして少し早めに行きましたが、やはり既に並んでいる人がいましたね(そして私は事前に買うか迷っていたバトルジャケットを最終日にして購入したのでした…)。

この日の整理番号は二桁の60番台ということもあり、最前から3列目という本当に良い位置でJudas Priestを観ることができましたね。火曜もそのくらいの位置ではありましたが、Richie側のセンター寄りで観たことで、より間近で観た感覚がありました。

RichieとAndyのギターコンビ(EX Theater)

というわけで、次はいよいよライブの模様について書いていきます!
まずはセットリストから。

ライブの模様

セットリスト

1. Panic Attack
2. You've Got Another Thing Comin'
3. Rapid Fire
4. Breaking The Law
5. Riding On The Wind
6. Love Bites
7. Devil's Child
8. Saints In Hell
9. Crown Of Horns
10. Sinner
11. Turbo Lover
12. Invincible Shield
13. Victim Of Changes
14. The Green Manalishi (With The Two-Pronged Crown)
15. Painkiller
16. The Hellion~Electric Eye
17. Hell Bent For Leather
18. Living After Midnight

セットリストは見ての通り70年代80年代の往年の名曲達のオンパレードで(「Painkiller」は1990年ですが)、そこに新譜の曲が3曲挟まれているような形。「The Serpent And The King」等、もう少し新譜からやるかとも思いましたが、前回のFirepowerツアーの時も4曲だったのでまぁこんなものでしょう。とはいえ、今回「Firepower」やらなかったのは少し意外でしたね。
その他にも「The Sentinel」を筆頭に観たかった曲はありますが(『Defenders Of The Faith』からは1曲のみというのも少し寂しい)、セットリストに関しては概ね満足です。特に、前回観ることができなかった「The Hellion」~「Electric Eye」の流れは胸熱でした。

個人的にその曲来るか〜と(良い意味で)思ったのは「Love Bites」「Devil's Child」「Saints In Hell」辺りでしょうか。決してマイナーな選曲では無いと思いますが、私は事前にセトリを敢えて一切チェックしないという選択をしたので、10日はそういう楽しみ方ができましたね。

3日ともオンタイムでスタートし、最初は定番であるBlack Sabbathの「War Pigs」が途中まで流れて、「Invincible Shield Tour Anthem」が続いて流れてから、メンバーが登場。ぴあアリーナ公演と六本木公演ではメンバー登場時に大きな垂れ幕が上に吸い込まれて垂れ幕の後にいたメンバーが登場するという演出でしたが、Zepp横浜公演のみ設備上の都合なのかそもそも垂れ幕が無かったです。

垂れ幕が上に吸い込まれてメンバーが登場した直後(EX Theater)

新譜の1曲目を飾る「Panic Attack」の後は、前半は80年代の名盤達から、そして「Saints In Hell」から「The Green Manalishi」までは70年代の曲と新譜の曲(「Turbo Lover」は80年代ですが)、「Painkiller」以降は定番中の定番曲という3部構成なのかなと今回のセットリストを自分の中で解釈しました。

今回のセットリスト中でRobによる長めのMCが取られていたのは「Invincible Shield」と「The Green Manalishi」の前で、前者では50年のこれまでの軌跡、すなわちこれまでリリースしてきたアルバム(Robが抜けていた時期は除く)を挙げていって、新譜のタイトル曲に流れ込むような形。後者では、Freddie Mercuryのように観客とシンガロングする、といった形のMCでした。
前者のMCの時に、ステージの右端に置いてある箱に座って日本のファンと対話する姿は個人的に印象的でしたね。半世紀に渡って活動してきて、悟りの境地に至ったのでしょうか、この時のみならずRobからは純然たる感謝の気持ちが伝わってきたように思います。

ライブ終演時ステージを去る際に深々と一礼する姿も、そうした気持ちが伝わってきて、込み上げるものがありました。

Invincible Shield前に話すRob (ぴあアリーナ)

パフォーマンスについて

次にライブの内容についてですが、上で書いたようにMCや演出等も含めて3日ともほとんど変わらず安定したステージでした。同じバンドのライブを連日見ると本当にしっかりショウとして設計されていることが実感できますね(最近観に行ったUpon Stoneもそうでした)。

彼らのシンボル「Fork Emblem」が降りてくる演出はどの日も見応えがありました(Zepp横浜)
「Hell Bent For Leather」では勿論お決まりのバイクが登場(Zepp横浜)

そしてやはり多くの人が気になるのはRob Halfordの歌唱でしょうか。

6年前に観た時も、年齢を加味して考えた時の彼の歌唱力に驚かされましたが、古希を過ぎた今も変わらず唯一無二のハイトーンを披露しており、メタルゴッドの健在ぶりに驚かされました。
特にぴあアリーナの公演では前日休みだったからか、あるいは会場の大きさ故か、3日観た中で最も好調で、中盤の「Sinner」や「Victim Of Changes」で高音が出まくっていて、その勢いで「Painkiller」歌うとどうなるんだろうと思っていたところ、やはりかなりキレッキレでしたね。

メタルゴッドは偉大です(EX Theater)

一部では「奇跡」とも言われていますが、あながち過言では無いというか、勿論動きも含めて全盛期のようにはいかない中で、あれだけの力量を維持しているというのは超人的です。その凄さというのは恐らく私自身が73歳になった時に初めて真に実感できることでしょう(45年後ですが…)。

そもそも、「Painkiller」を39歳で歌っていた時点で驚異的ですよね。元々70年代の時点から超絶ハイトーンを武器としてきた人ではありますが、あの曲はぶっちぎりで出しまくってますからね…。
今でこそ若い頃の歌唱力を維持しているメタルボーカリストは大勢いるかもしれませんが、一聴してすぐ分かる声も含めて、天賦の才を感じます。

ここで話が逸れますが、そんな曲の入ったアルバムを結成20年目かつ12枚目で出したのは、彼らの先進的なマインドの現れであり、バンドとしての強みだと個人的に考えています。
70年代からブリティッシュ・ハードロックをより先鋭化させたヘヴィメタルを演奏し、1980年以降本格化したヘヴィメタルのムーブメントの中、先駆者ながらも時代に適合した作風を取り入れて『Screaming For Vengeance』や『Defenders Of The Faith』といった歴史的名盤を連発、時には『Turbo』のような賛否両論の別れるアルバムがありつつも、1990年に『Painkiller』という1つの到達点に辿り着いた彼ら。
1980年作『British Steel』以降、鋼鉄神としてヘヴィメタルというジャンルの象徴となった彼らですが、確固たる軸はありつつも1つのスタイルに固執することなく時代の流れにアンテナを張って対応していたバンドは稀有だったのではないでしょうか(例えばPainkillerとかギターソロで結構なスウィープが出てきますからね…)。
流石に『Painkiller』以降のジャンルの細分化を取り入れることはありませんでしたが、鋼鉄神たる彼らがこうした柔軟性を持ち合わせ、必ずしも保守的では無かったという事実は、注目に値するでしょう。

そして、既にどこかで書かれていることだとは思うんですが、この柔軟な精神性は2011年のRichie Faulknerの加入にも現れていたのではないか、というのは私が勝手に推測していることで(そういう意味では1989年当時のScott Travisも同じだと思いますが)、この手の大御所バンドで自分達の息子くらいの年齢の人を後任に選ぶのは珍しい気がします。
しかもその人選によって近年の充実作があるわけですから、やはり慧眼を持ったバンドであるなと…。

ここで話を戻して、今度はRichieについて書きたいと思いますが、今回も勿論大活躍で、パフォーマンス的にはRichieが一番目立っていたと言っても過言では無いでしょう。
観客とのインタラクションを積極的に行う姿はやはり華があるなと感じさせられましたし、何よりファンとして気持ちが盛り上がりますよね。例えばEX Theaterの日には絶対に私に向けてアイコンタクトしてきたでしょ、という瞬間がありましたし、ファン心理としてそういうのって嬉しいよな〜と。

近くで見るRichieは本当にカッコ良かったです(EX Theater)

ルックスのみならずテクニックも当然ながら超一流で、所謂モダンなテクニカルさとはベクトルが違えど、彼の繰り出す流麗なギターソロの数々はとにかく素晴らしいの一言でした。

70年代や80年代当時からのファンからすると、やはりGlenn TiptonとK.K. Downingのツインギターが様式美だと思いますが、上でも書いてきたようにRichieの貢献度には目を見張るものがあります。
6年前観た時は遠目でしたが、今回近くで観て、改めてやはり彼はヘヴィメタル・ギターヒーローだなと思わされました(というか好きなギタリストとして名を挙げたくなりましたね)。

RichieがフライングVを掲げる姿は本当に絵になります(Zepp横浜)

唯一のオリジナルメンバー(Robの加入は1973年)であるベースのIan Hillは定位置から動かないスタイルのため、そういう意味ではあまり目立ちませんが、終演後の挨拶等も見る限りまだまだ元気そうで心強かったです。
最終日のEX THEATERでは音響のおかげか、あるいは私の立ち位置のおかげか、とりわけIanのベースが聞こえましたが、派手な演奏をせずしっかりとバンドの低音を支えるというシンプルながらも非常に重要な役割を果たす姿は、これまた職人的でカッコ良かったですね。

どうしてもRobやRichieに目が行きますが、結成時からずっと在籍しているIanがいてこそのJudas Priestでしょう(EX Theater)

Racer Xの活動でも知られるドラムのScott Travisも健在で、竿隊がリフをタイトに刻む中、しっかりと屋台骨を支えていました。
彼単独のMCもありましたが、その後は勿論Painkillerで、一聴してすぐ分かるあのドラムイントロは本当にメタル史に残る名フレーズですよね。63歳ながらも筋肉もあってスリムなので、ドラミングと共に彼の弛まぬ努力が垣間見えました。

スティック回し等も頻繁に行っていて楽しそうにライブする姿が印象的でした(EX Theater)

そしてGlenn Tiptonの代役としてサポートギターを務めて久しいAndy Sneapですが、彼ももはや6人目のメンバーと言って良いほど Judas Priestの一員でしょう。

かつてのSabbat (UK)やHellでの活動も知られているとは思いますが、それよりもむしろ2000年代以降のArch Enemy、As I Lay Dying、Killswitch Engageといった数々のバンドの名作を手掛けてきたエンジニアとしてのイメージが強い彼は、Judas Priestに関しても前作からミキシング等を担当しており、彼も近年の立役者の1人と言って良いでしょう。

6年前観た時は当時まだサポートを始めたばかりということもあってそこに徹している印象があった気がしますが、今回もRichie程では無いにせよツインギターの片翼として活躍していました。「Hell Bent For Leather」ではバイクに乗ったRobに鞭で叩かれる(ように見える)場面もあって、本当にバンドに馴染んでいるんだなと。
前回と違ってロン毛になっていたのも、よりバンドの一員としてのイメージに繋がったような気がします。

Andyはギターソロも一部担当しています(EX Theater)
Richieとの息もぴったりでした(EX Theater)

最後にここまでほとんど触れていなかった音響について言及すると、どの日も当然のように素晴らしかったですね。書くまでも無いことかもしれないですが、特にギターは非常に美味しい歪み方をしており、理想のヘヴィメタルの音だったと思います。
上でも書いたようにIanのベースが特によく聞こえた最終日が総合的には一番良い音だったのではないかと個人的には思いますが、アリーナでも変わらず良い音だったのは流石だなと(メイデンも音良かったのでそもそもぴあアリーナが音良い説ありますね)。

The Priest Will Be Back

大方書きたいことも書いたので、そろそろ記事のまとめに入っていきたいと思いますが、今回非常に楽しくて幸せな時間を過ごせたと同時に、目を背けてはいけないであろう現実についてもつい考えてしまったので、この場で書かせてください。

それはズバリ年齢のことで、まだまだ現役でライブ活動しているRobやIanが73歳という中で、例えば80歳になってもライブを続けているのか考えてしまうのは私だけでしょうか。
その頃には私も35歳ですが、私自身の祖母を見ていても、やはり80代というのはまた70代とは勝手が違うんだろうなという印象があり…。あのOzzy Osbourneですらもうライブ活動は行っていないわけです。
最後立ち去る際に深く礼をするRobの姿を見た時、そのようなことを考えてしまって、一抹の寂しさを覚えずにはいられませんでした。

Judas Priestというバンドは、私が中学3年の時、今から13年前にメタルという音楽に出会ってから長年聴き続けているバンドで、それこそ「Painkiller」が衝撃的だったことは今でも覚えていますが、彼らの「メタルゴッド」という肩書きは、メタルをこよなく愛する私にとって、心の支えと言っては大袈裟なものの、存在自体が尊敬の対象であり続けてきました。

「一番好きなバンドは?」という質問が、個人的に全く答えが出せない難しい問いであることからも、あるいはギタリストとしては現状(メロディック)デスメタルに傾倒してきたことからも分かるように、私が「Judas Priestが一番好きなバンドである」と言い切るには好きなバンドが多すぎることは正直に書きましょう。
ただ、必ずしもそういうバンドでは無いにせよ、「鋼鉄の守護者」たる彼らが、今もなお最前線に立ち続けている姿は、このジャンルを愛し続けてきた私にとっては、とても心強いと感じるわけです。

彼らをこの距離で拝めたのは一生の思い出です(EX Theater)

そんな彼らも、やはり年齢というものはあるわけで、5年後や10年後はどうなってしまうんだろうかと、思わず悲観的になってしまうのは、決して変な事ではないと思いたいです。
それこそIron Maidenとかでも同じことが言えますからね…。

しかし私は、彼らが毎回終演後に掲げる「The Priest Will Be Back」という文言を信じます。
6年前にも同じフレーズがスクリーンに映されていましたが、実際に彼らは戻ってきたわけです(正確には2019年にもDOWNLOAD JAPANで来日していますが…)。

敬愛するバンドだからこそ、思わず辛気臭いことまで考えてしまいましたが、年齢を物ともせず活動してきた彼らですから、また必ず日本に戻ってくることでしょう。
今回のライブにしたって、最後という印象は全くありませんでしたし、恐らく彼らもそのつもりは全然無いと思います(その時はそういうツアーがあるでしょう)。

ヘヴィメタルというジャンルの象徴で今なおあり続け、半世紀以上にも渡って伝説を創り上げてきた彼ら。まだまだ止まらず、今後もその偉業を紡ぎ続けていくことと思います。
それまでメンバー全員、健康かつ元気でいて欲しいものです。

必ず戻ってきてくれると信じています(EX Theater)

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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