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Exciteってむかしよく使ってたなあ、とExciteの社長さんが大隈塾に来ていただいて感慨深かった

世の中に一発勝負はない。
失敗しても、何回もチャレンジできる。

昨日の大隈塾は、ポータルサイトの「Excite」などをいくつもの会社を経営している実業家で投資家の西條晋一さんがゲスト講師。

何回もチャレンジできる、というのは、
100%の準備をする必要はない、
50%の完成度でも10%の完成度でも、
チャレンジしてみると見えてなかったものが見えてくる。
助け舟を出してくれる人が現れる、
だから、失敗を恐れずにチャレンジしよう、ということ。

助け舟を出してくれる人は現れないかもしれない。
でも、現れる可能性は、チャレンジしていないでいるよりも高い。

チャレンジするときに、いくつか方法はある。
ひとつではない、ということも講義の中ででてきた。

山登りに登山口がいくつかあるように、
目標への道のりもひとつではない。
「これしかない」と決めつけない。
柔軟に考え、柔軟に対応する。
道のり、やり方はひとつではないから、あきらめない。

西條さんは、「三木谷曲線」も例示した。
三木谷曲線は、楽天の三木谷浩史さんが提唱していることで、
「最後の0.5%まで粘ることで、大きな成長をする」
だいたいみんな努力してても、99.5%ぐらいで「これでいいっしょ」と力を抜く。
そこを、「いや、まだまだ」と手を抜かないで努力をし続けると、
続けなかった人との大きな差を生む、ということ。

一番刺さったのは「成果とは何なのか」、ということ。
投資家だから「利益」かと思ったらそうではなく、
その会社やグループや集団にとって、
何が成果なのか、ということを問わなければならない、と。
個人個人バラバラに成果を設定しているかもしれないし、
個人の思惑を押し付けていることになっているかもしれないし、
とにかく、もやっとしてきたら、一度ここに戻るべきであること。

ふたつめは、リソースをきちんと投入しているか。
自分たちのリソースでは足りなかったら、外部からリソースをもってくる。
それが人材だったり資金だったり。

みっつめは、優先順位をきちんとつけて、時間をムダにしていないか。

学生のプロジェクトの場合、外部リソースの利用までは考えてなかったので、
これはいい示唆になったし、
成果も一度決めたら確認することはあまりない、かな。

「成果」が個人の思惑だったり、
思いつきの押し付けになってることはよくあることではあるので、気をつけなきゃ。