古いノートパソコンが使えそうにない理由
掃除がてらに昔使っていたノートパソコンを取り出した。昔、といっても4年半前まで日常的に使っていて、新しいノートパソコンに乗り換えてからもDVDドライブ代わりに使っていた。外付けDVDドライブを買ったのは今年に入ってからであり、割と最近まで現役だった。筐体は丈夫だが、肝心の中身がどうにもならなさそうだ。中古でそういったノートパソコンを買おうと思った人(特に学生)に向けて、どうにもならない理由を書いていく。
あまりにも非力
「Core i5 搭載!」と宣伝して買わせようとする場合があるかもしれない。しかし、Core i シリーズも世代を重ねて10年以上続いている。当然世代間の差は激しく、第1世代のCore i5-460Mと第10世代のCore i5-10210UではPassmark の CPU Benchmark スコアが5倍程度異なる。もちろん、この10年でベンチマークテストも進化しているので単純比較はできない。ただ、現代のソフトウェアが現代のハードウェアに合うように作られている以上、求められる性能を発揮できない場面は多いだろう。
分解してもそれ以上手が打てない
分解したら改造できるのでは、という意見がありそうだ。しかし、ここ最近では部品を見つけることすら難しくなってきた。ノートパソコン用の部品はデスクトップパソコンのものに比べて流行り廃れが激しく、終売も早いことが多い(と感じている)。せいぜい掃除ができる程度で、パーツのアップグレードはまず無理だと考えていいだろう。それをするなら最新パソコンを購入するお金に回したほうがいい。
次のパソコンどうしようか。
(筆者:2tx)
(Twitter:@2txjp)