ナチスが発見した異形の頭骨「アーネンエルベの異星人骨」の謎/並木伸一郎
ナチスが発見した異形の頭蓋骨は、惑星ニビルから飛来したアヌンナキのものだった?
ロシアで発見されたふたつの無気味な形状の頭骨。発見されたコーカサス地方は、故ゼカリア・シッチンが指摘した、「異星人アヌンナキの聖地」である。ナチスが秘匿していた謎の頭骨は、アヌンナキの亡骸なのだろうか?
文=並木伸一郎
コーカサスで発見されたナチスの遺産
2021年5月9日、ロシア各地で大規模軍事パレードが行われた。76年前、ナチス・ドイツが無条件降伏し、戦勝国となった記念すべき1日を祝うべく、赤の広場では大陸弾道ミサイルや戦車とともに1万2000の軍人が行進し、戦闘機は航空パレードを繰り広げた。
だが、終戦の日を迎えるまで、犠牲者の数が3000万人を超え、人類史上最悪とされる独ソ戦は4年も続いた。周知の通り、ドイツとソ連は不可侵条約を締結していた。そして開戦当時、ヨーロッパやアフリカにおけるナチスの支配力は決して盤石ではなかった。
にもかかわらず、ナチスはソ連に進軍した。いったいなぜか?
史実的にはドイツの生存圏拡大のための戦争とされているが、実際にはそれ以外に重大な目的があった可能性が高い。なぜならば、ナチスの親衛隊は広大なソ連領に眠る秘宝や古代遺跡、自然放射能に並々ならぬ興味を示していた。
とりわけ自治州アディゲ共和国に連なるコーカサス山脈に固執し、この地に先鋭的な研究組織「アーネンエルベ」の拠点を置いていたのだ。
はたして、彼らは凍てついたソ連の地で何をしようとしていたのか?
実は、その謎を解く鍵となりうる謎めいたナチスの“遺産”が発見されている。「アーネンエルベの異星人骨」だ。
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