知られざるニュージーランドのUFO墜落事件…「タマアテアの炎」伝説は未確認飛行物体の爆発だった‼/並木伸一郎
南海のUFO事件多発地帯で、先住民たちが語り継いできた伝説―—。
それは800年前、この地で爆発・墜落した巨大UFOの目撃談だった‼
文・資料=並木伸一郎
UFOホットスポット ニュージーランド
南西太平洋のオセアニアに位置するニュージーランド。北島と南島、そして小さな島々からなるこの国は、奇妙な事件がしばしば起こるUFOのホットスポットとして知られている。
その報告は近年も絶えることはない。
たとえば2016年5月には、超高速で移動するUFOが出現。
同国の上空を飛ぶ無数の航空機を映しだしたフライトレーダーに、文字通り異次元の超高スピードでオーストラリア方向へと移動する、謎の飛行物体が確認された。
現地のニュース番組「1 NEWS」の検証によれば、この物体は周囲の航空機と比べて、およそ120倍もの速度で飛んでいたと推測されている。レーダーに映りこんだ航空機の多くが旅客機だったとすれば、その速度は時速900キロ前後の亜音速だ。したがって120倍ともなれば、時速10万8000キロということになる‼
これは、地球が太陽の周りを回る公転速度に等しいものだ。
さらに翌2017年の7月31日にも、不可解な飛行物体が目撃された。
午後5時30分を過ぎたころ、同国マヌレワの上空に、飛行機雲と呼ぶにはあまりにも奇怪な飛行物体が出現。それはオレンジ色に輝きながら高高度から急降下し、やがて水平飛行へと変化。その後、形状変化を始めて先端が膨れあがると、そこから“小型UFO”を放出させたのだ。これらはほどなくして雲間に消えたが、正体は不明のままである。
ちなみにその近隣にはオークランド国際空港があるが、同時刻に飛行していた旅客機はない。いや、そもそもこうした奇妙な軌道を見せる航空機など、地球上には存在しないだろう。もちろん、秘密裏に開発中の特殊航空機の可能性までを否定するものではないが、ネットにアップされた動画を見れば、地球外の飛行物体と考えるほうがはるかに妥当なのだ。
なお、マヌレワの未確認飛行物体は、複数の場所で姿が目撃・撮影されている。そのため、いわゆるUFOフラップ―—UFOの集中出現―—だった可能性も十分考えられる。
このように、ニュージーランドが南半球における有数のUFOホットスポットであることは間違いない。
しかも、何世紀も前からそうだった。なぜなら12世紀にすでに、同国を“震源地”とする地球規模のUFO事件が起きていたからだ。
それが本稿で紐解いていくことになる、ニュージーランドのUFO墜落事件である。
天空神信仰が根づく南海のトライアングル
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