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トイレットペーパーを積み上げるよりアマビエを描いて混沌を殴ろうぜ/ムーPLUS編集雑記
ムーPLUSの中の人による編集雑記です。ウェブマガジン「ムーCLUB」の記事や周囲のことについてお届けします。
いまだに(3月17日現在)トイレットペーパーやらが品薄の状況に驚いたのでタイトル変えました。
アマビエを描こう
とりあえずアマビエを描いた今週です。メカっぽくなってしまった……。
大手メディアからSNSまで、9年前を思い出す部分もある…と書いている今日は3月11日。
根本的な防疫、中長期の医療、当面の治療。なぜか競争っぽくなっている各国の感染者数推移、夏の大型スポーツイベントがチラつく国際関係、満点は無理にしてもつっこみどころを見せがちな政治。交通流通の混乱と不安、暮らしの知恵にまぎれこむ陰謀論……などなど。それぞれについて誰がどこで言ったかという係数もあって、溢れ出る情報量たるや、もう。
圧倒的な情報量に比して一般生活でできることはあまりにも少なく、買い占めによる達成感を求めてしまうのもわかります。……あれは社会へのお賽銭なのではないか。トイレットペーパーを積むことで家庭的に防疫ができた気がするのは(実際の内心はともかく動作を分解すると)ほぼ自分宛ての呪術でしょう。
そんな中で「アマビエ」が(関連でアマビコとか神社姫も)話題になりました。アマビエについてはオカルト探偵・吉田悠軌さんが調査中ですので、追って(みなさんがアマビエをいったん忘れていそうな4月に)記事にします。
ここでのアマビエの説明は端折りますが、絵を描いて厄除けになるなら、描きましょうとも。見せて回れというなら、拡散しましょうとも。
トイレットペーパータワーの呪術よりはおすすめです。
やることやって、祈る
春日大社は「悪疫退散特別祈願」を終息まで毎日、執り行うそうです。調べきっていませんが、各地の寺社が悪疫退散の祈願を行っています。
【悪疫退散特別祈願】#春日大社 ではこの度の #新型コロナウイルス の蔓延を阻止し、人々が平安な生活を送るため本日より特別祈願を執り行なうことにいたしました。
— 春日大社 kasugataisha shrine【公式】 (@KASUGASHRINE) January 31, 2020
朝拝の中で「疫神斎符」を奉り、悪疫退散の祝詞奏上をし、続けてご参加の方全員で大祓詞を奏上します。終息まで毎日続ける予定です。 pic.twitter.com/9OjT9tSFIU
疫病除けといえば、元三大師が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿を写し取った「角大師」(つのだいし)ですが、長福寿寺はストレートなお守りを頒布していますね。
このスピード感、ちょっとすごいな吉ゾウくん……。
……さておき、ITもふくめた最先端技術での最善の防疫や社会保障もろもろは、しかるべき機関がやるしかありません。「しっかりやってくれ!」という市民的な要請は当然するとして、個々は手指やスマホの消毒、換気などに努め、衛生的で冷静な生活秩序を目指すとして、この状況に対して「祈る」方々も含めて社会があるんだな……と思うと、そこには安心します。
あれ、しませんかね……? 非常時にオカルトはイラネ、でしょうか…。
混沌を想像力で殴る
従来の知識や経験や常識が揺らぐ非常時、大きな転機となるかもしれない何かがぬるっと眼前に現れたとき。
繰り返しますが、最善の防疫や社会保障をしかるべき機関がやり、われわれも市民的な努力義務を果たすとして。そのうえで、未知の不安に立ち向かうために、社会や世界への想像力を懐から取り出すことができる。これは、我々が属している世界の強みのひとつです(日本、日本人だけじゃないですよ)。
目の前の圧倒的な混沌に対して、形あるもので対抗するには限界があります。それこそ9年前、だれがなにをどれだけ把握し、予想できていたか。2020年の目で否定や批判をするのではなく、あのときをむき出しで思い出すと「混沌、半端ないって!」「10-0いかれるかと思った」が正直なところじゃないでしょうか。しかるべき機関や専門家クラスタが「どうやったら混沌止められるんやろ」では困りますけども、それくらい圧倒的でした。(元ネタ参考ウェブはこちら)
2018年のネタで脱線してしまいました。
よくわからないものに向き合ううえで、(オカルト的な)想像力を補助線として、いったん世界を切り分ける。そんなスパッとは切れないでしょうね。殴るようにぶつけて、補助線に沿ってちょっと平らにする。それだけでも、混沌はちょっと座りやすくなります。
こんな描写になってしまうくらい、混沌は半端ない。(文章力を棚上げ)
ただ、悪い人も出てきがちなので、座る場所には気をつけましょう。ここがまた厄介で……座り位置を他人任せにしないで……安らぐならトイレットペーパータワーもいいでしょうけど、周囲の混沌を増してはいけない。なので、今だったらやることやって、「アマビエを描く」「祈る」ことが、やはりちょうどいいような気がします。
振り返れば1968年、よくわからなくなってしまった世界に想像力で立て直しを問いかけた歴史もあるのです。
(やっと記事紹介を入れ込むことができたぞ……)
アマビエがなぜ「姿を描いて見せまわる」こと求めたのか。真意はわかりません。ただ、アマビエの言葉を「予言的中」として解釈し、実際にSNSでアマビエ絵が出回っているという世界を我々は共有できているのですから、必ず、アマビエの言ったような悪疫除けは、ある、できるのです。
そういうものです。
アレンジすればいいというものではないですね。
追記:トキワセイイチさんのアマビエ、素敵です。
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