ナチスの超能力者エリック・ヤン・ハヌッセンの真実/山口直樹
ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーは、演説の名手としても知られている。大きなジェスチャーとともに、声を張りあげて熱弁を振るい、時には沈黙を効果的に使って大衆の心をつかんだ。
実は、その演説テクニックを彼に教えた怪人物の存在があったのだ!
文=山口直樹
ウィーンの刑務所で誕生した怪人ハヌッセン
ロンドンの高級テーラーを隠れみのにした、どこの国にも属さない最強のスパイ組織“キングスマン”の活躍を痛快に描き、世界中で大ヒットしたスパイ・アクション映画『キングスマン』シリーズの第3弾が完成した。8月20日より全国公開予定の『キングスマン:ファースト・エージェント』だ。
今回は時代をさかのぼり、1914年が舞台。キングスマンの誕生秘話と、第1次世界大戦を起こして裏で操る謎の組織に立ち向かう最初の任務が、史実を絡めてスリリングに描かれる。
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