見出し画像

ウェブ→本誌→ウェブの「アマビエ」リレーと読者層のこと/ムーPLUS編集雑記

 ウェブマガジンと本誌で記事を相乗りしているムーですが、5月9日発売の2020年6月号では「アマビエ」記事が話題です。

画像1

 ウェブでもおなじみのオカルト探偵・吉田悠軌さんによる巻頭特集「アマビエがダイヤモンド・プリンセス号として顕現していた!」と、連載の怪談解題「船橋の『白い三角』怪談」が連動しています。

 実は巻頭特集の「アマビエ=ダイヤモンド・プリンセス号」の記事は、ウェブで3月21日に先行掲載していたものです。制作時間に余裕のあった本誌では予言獣の資料図版が充実していますが、記事内容はほぼほぼ同じ。

 3月、アマビエがブーム的な話題になっていく中で、基本情報はあっという間にネットで既出となりました。その中での吉田さん視点はさすが独特で、膨大なアマビエ情報あふれるウェブの中でも話題になり、ネット記事らしい風速でアクセスがありました。タイミングよく船橋の事件を”持っている”強さもありますが、オカルト探偵の眼鏡、さすがです。

 無料公開の記事だったので、それを本誌に掲載するのは(図版やレイアウトでの工夫はあれど)どうかな…という思いもなかったわけではないんですけど、ふたを開けてみれば、現在の本誌へのリアクションで「ネットで読めたやつじゃないか」というものは少ないように思います。

 ウェブマガジンでは本誌記事も半分くらい含んでいますが、なるほど、かぶってはいない、または同じでも気にされないのか……。新天地といいつづけるのもどうかな、という5か月目にして、「読者層」の違い、すみ分けを実感した事例となりました。

 雑誌として束になっている月刊の「ムー」本誌と、特集記事のほとんどに加えてオリジナル連載もあるウェブマガジン「ムーCLUB」、なんならどちらも、ご愛読ください。

 ステイホームを意識した「魔女のキッチン」連載も始まります。まずはプロローグ。

 和嶋さんの連載、今回は恐いですよ!

 本誌記事でも、過去記事をタイミングあわせてアーカイブすることがあります。

 本誌だと2色刷りですが、ウェブなので4色…じゃない、RGBのカラーです。2色印刷の独特のオドロオドロしさもいいもんですけどね。本誌を持っている人は見比べてください。

 この2つは本誌から。ウェブだとこういった「不思議な話」の反応がよいですね。

 うーん、ちょっと告知よりすぎでしたね。こんなときもあります。ではまた!


★「ムー」本誌の特集やオリジナル記事が読めるウェブマガジン「ムーCLUB」(月額900円)の購読はこちらから。


ネットの海からあなたの端末へ「ムー」をお届け。フォローやマガジン購読、サポートで、より深い”ムー民”体験を!