UFOと異星人を透視!? 元陸軍諜報部のリモートビューワー リン・ブキャナン/エリコ・ロウ
米ソの冷戦時代から1995年まで行われていた、リモートビューイングによる米陸軍の軍事作戦。それがスターゲイト・プロジェクトだ。
この作戦に参加したリモートビューワーのひとり、リン・ブキャナン氏への取材が実現。UFO事件を透視して得た、驚くべき情報が明らかに!
文=エリコ・ロウ
最も衝撃的な体験はビーム兵器の遠隔透視
米国が1975年から20年間、超能力による諜報活動を行っていたという事実は、米議会の報告でも明らかにされている。
米ソ冷戦のさなか、CIAは、旧ソ連が超能力者に米国の軍事機密を透視させているという情報を得た。その信憑性を確かめるために、米国内の超能力者を使って透視の実験をはじめたところ、効果が実証された。
さらに、透視能力の訓練法も開発できたので、これをリモート・ビューイング(遠隔透視。以下RV)と名づけ、米陸軍諜報部に少数精鋭の専門部隊を設けて、演習と実戦での諜報活動を同時進行していたのだ。
この作戦は、2009年にアメリカで映画化された。邦題は『ヤギと男と男と壁と』。本作でジョージ・クルーニーが演じた超能力諜報員のモデルとなったのが、リン・ブキャナン氏だ。
リモートビューワー兼データ管理責任者であった同氏は、米国のRVの成果に精通している。時空を超えて宇宙の果てまで、過去も未来も観察できるRVを通して知った異世界について、本人に話を聞くことができた。
ブキャナン氏にとって最も衝撃的な体験は、旧ソ連が極秘裏に開発していた荷電粒子ビーム兵器のRVだったという。このビームは、30センチ厚のメタルをも突破し、周囲のすべてを破壊することから「デス・レイ(死の光線)」と呼ばれていた。
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