2機の航空機からパイロットが目撃した「ギラギラと輝く飛行物体」の話など/南山宏・ちょっと不思議な話
「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2020年3月号、第431回目の内容です。
文=南山宏
真・未知との遭遇
FAA(米連邦航空局)の公式発表によれば、米旅客機2機と謎の発光体との接近遭遇が、2018年2月24日の白昼、アリゾナ州フェニックス郊外はソノラ砂漠の雲ひとつない上空で発生した。
「30秒ほど前に、当機の上方を反対方向に通過した機はないか?」
午後3時40分、高度約1万1300メートルを飛行中のフェニックス航空のリアジェット